トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/07/08 11:48
『ストレンジャーシングス』シーズン4などが対応

Netflix、ゼンハイザーの立体音響技術「AMBEO」に対応。普通のステレオ機器で空間オーディオ作品が楽しめるように

編集部:杉山康介
米Netflixと独ゼンハイザーは、映像配信サービス「Netflix」がゼンハイザーの立体音響技術「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」に対応したことを発表。全Netflixユーザーは、AMBEO対応タイトルであれば、一般的なステレオ音響システムのまま立体音響(空間オーディオ)で楽しめるようになった。

NetflixがAMBEOに対応

AMBEO 2-Channel Spatial Audioは、空間オーディオ用のミックスを2chステレオ向けに変換・再生できる技術。NetflixはAMBEOでの空間オーディオ体験を提供する初のサービスだという。

調査によれば映像配信サービスの利用者は、たとえばスマホ/タブレットを使っていたり、自宅にサラウンドシステムを組む余裕がなかったりと、ステレオ音響システムのまま作品を視聴することが多いという。ゼンハイザーはAMBEOによって、一般的なステレオシステムからヘッドホン、スマホ/タブレット、ノートPCまで、Netflixユーザーが“今までと同じ環境”のまま空間オーディオを楽しめるとしている。

ゼンハイザーのAMBEO開発チームのRenato Pellegrini博士は、「ゼンハイザーは音響が空間オーディオになる未来を確信している」「世界中のクリエイターはこの技術を使うことができる。我々は今、全ての人が新たなオーディオの形にアクセスできる新たなステップに踏み出した」とコメント。

また、NetflixのサウンドテクノロジーマネージャーのScott Kramer氏によると、従来の空間オーディオ音声をAMBEO用にリレコーディングしているエンジニアからは「オリジナルのサウンドをそのままに、クリエイターの意図をリスペクトした作業ができる」という声が上がっているとのこと。

現時点では『ストレンジャーシングス』のシーズン4などがAMBEOに対応。そのほかの対応タイトルは、Netflix上で「Spatial Audio」と検索することで確認することができる。

検索画面で「Spatial Audio」と打ち込むと対応タイトルが出てくる

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB