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公開日 2022/04/22 19:59
「春のヘッドフォン祭2022 mini」にて先行展示・試聴を実施

FitEar、医療用シルバー素材シェルの創業65周年イヤホン「FitEar Silver」。歯科精密鋳造技術を応用

編集部:杉山康介
須山歯研は、FitEarブランドのシルバーシェル採用ユニバーサルイヤホン「FitEar Silver」を発表。4月29日開催の「春のヘッドフォン祭2022 mini」にて先行展示・試聴を実施する。価格はオープンで、発売日は後日発表予定。

FitEar Silver

須山歯研が長年培った歯科精密鋳造技術と、FitEarのイヤホンづくりが融合したという創業65周年記念モデル。2023年に創業65年を迎えるにあたり、これまで蓄積されてきた歯科精密鋳造技術の応用幅を拡大。管理医療機器クラスIIとして歯科補綴に利用されるメディカルグレードシルバーアロイでの精密なシェル製造を可能にしたという。

なお、シルバーは歯科治療など口腔内でも広く使われる安定した素材だが、特性上、使用により表面上に色調変化やくすみが生じるという。同社では製造時に色調変化防止処理を行っているものの、シルバー製品特有の性質として変化が生じるため、使い込むごとに変わる質感も楽しんでほしいとのこと。

ドライバーはBA型を採用するが、構成は非公開。FitEarは2010年の正式販売開始よりハイブリッド構成の製品開発を行っており、“FitEar DCシリーズ”にて現在求められる要素を満たすことができたと考えているという。一方、BA型についてはハイブリッド開発の知見から、シングルフルレンジユニットに僅かな高域補強を行う「1+1のアプローチ」の検討を行なってきたとしている。

今回新規採用したフルレンジユニットは、BA型でも中高域のピークが少なく、タイトな低域と中高域にかけての瑞々しさ、艶やかさを併せ持ち、ワンユニットで音楽全体を表現すると説明。そこに空気感の広がりと奥行きを与えるトゥイーターを加えることで、従来のマルチユニットに見られる特定帯域の淀みが無い、スムーズな再生を実現したとのこと。

筐体には外耳道への干渉を抑える楕円形の断面と、高域減衰を抑制するホーン形状の音導孔解放部で、カスタム設計時に想定された遮音性と音質バランスを実現するという「オーバルホーンステム」を採用。標準イヤーチップとして「SednaEarfit SE 1000」を、SS/S/MS/M/ML/Lの6サイズ付属する。

シェルにはシルバー素材を採用。フェイスプレートはブラックとなっている

ケーブルにはワイドレンジながらピーク感を抑制し、音源を阻害せず豊かな音楽表現を伝えるという「FitEar cable 007」を採用。ほか、ペリカンケース(黒色)やケーブルクリップ、メッシュポーチ、クリーニングブラシ、クリーニングクロスが付属する。

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