トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2018/03/23 16:21
アコースティックチャンバーで低域チューニング

final、人気モデルの精度をさらに高めたMMCX対応イヤホン「E4000」「E5000」

編集部:押野 由宇
S’NEXTは、finalブランドの新製品として、イヤホン「E4000」および「E5000」を発表した。価格はE4000が2万円以下、E5000が3万円程度を予定。発売時期は4月28日から開催の「春のヘッドフォン祭2018」を目指す。

「E5000」

「E4000」

E4000/E5000は、Eシリーズのイヤホン最新モデルとなる製品。Eシリーズとしては「E2000」「E3000」をラインナップしてきたが、これらは「競争が激しいエントリー機種の価格帯で、長く定番と呼ばれる製品を作りたい」という思い、そしてポータブルオーディオへのファンを取り込むことになるエントリーに高音質をという考えから、同社の考える良い音を提示したという。

その結果、Eシリーズは2017年5月の発売から累計10万本以上の出荷を達成。次なる目標として、E4000/E5000では「万人が認める良い音の一線をさらに超えたい」と説明。同社では「チューニングの精度を高めていくと、あるところまでは万人に良い音と感じられるが、一定を超えると好みが分かれるようになってくる」と考え、その境界を “不快の谷” として、E4000/E5000はその線ギリギリのチューニングとなるという。

同社が考える「不快の谷」に対する製品の位置付け

「80%の『いいね』から、50%の『凄くいいね』を獲得できるように。例えれば、E2000/E3000が家庭の和食だとしたら、E4000/E5000は料亭」と、精度感をより高めていくと同社は説明する。

左が「E5000」、右が「E4000」

ドライバーは共に6.4mmダイナミック型を搭載。筐体は金属削りだしで、E4000がアルミニウムブラックアルマイト仕上げ、E5000がステンレス鏡面仕上げ。インピーダンス/感度がE4000は15Ω/97dB、E5000は14Ω/93dBと異なっている。

両モデルはアコースティックチャンバーの搭載により低域をチューニング。また、共にMMCXコネクターを採用しており、ケーブルはE4000がオリジナル高純度OFCで、E5000ではオリジナル高純度OFCにシルバーコーティングを施した。イヤーピースのスウィングフィット機構はE2000/E3000と共通となる。

両モデルともにMMCX端子を採用

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新

WEB