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公開日 2017/06/05 09:58
USBインターフェース用ファームウェアも同時公開

OPPO、「Sonica DAC」の新ファームウェア公開。性能向上やSpotifyの動作を安定化

編集部:押野 由宇
OPPO Digital Japanは、ネットワークオーディオ機能搭載USB DAC「Sonica DAC」の本体ファームウェアおよびUSBインターフェース用ファームウェアのアップデートを実施した。

Sonica DAC

本体ファームウェアは「sonica-33-0511」「sonica-33-0422」の2つを公開。sonica-33-0511ではジッターの低減によるデジタルフィルターのパフォーマンス向上させると共に、HA-1用リモコンでミュートボタンを押した場合に本体の入力が光デジタルに切り替わる問題に対応した。

sonica-33-0422では、Sonicaアプリ経由で入力ソースの切り替えが可能になったほか、Wi-Fiの影響でバランス出力を利用した場合に低レベルのノイズを生じていた問題に対応、ロジテック製ミュージック・サーバーを使用した場合に特定のオーディオ形式でポーズボタンが動かなくなることがある問題を解決した。

また、本体の全機能を停止させた場合にSpotifyのストリーミングが停止しないことがあったり、Spotifyを利用した場合に一次的にSpotifyをロックしてしまうことがあるといった問題にも対応している。

そのほか、解決された問題として、USBドライブ上にある全てのディレクトリが空に見えることがある、特定の192kHz/24bitのFLACファイルを再生した際に音が断続的に途切れる、シークボタンを複数回押した場合にトラックをスキップしてしまうことがあるといった項目が挙げられる。

同時にUSBインターフェース用ファームウェア(usb-0110)も公開。これにより、Sonica DACをUSB-DACとして利用した場合に,M4A(44.1kHz・48kHz)ファイルを再生するとポップノイズが発生することがある問題が解決された。

なおUSBインターフェース用ファームウェアのアップデートは、本体ファームウェアと別個かつ手動で(ネットワーク経由で無く)アップグレードする必要があり、アップデート処理中はSonica DACの電源が入ったままになっていることを確認し、アップグレード処理が中断しないよう注意するようアナウンスされている。

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