トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2026/02/12 06:30
配布されるイヤホンとは別次元

「体力温存」は海外取材の極意!フライトでの映画も“おやすみ”もサポートするiFi audio「UP TRAVEL」

筑井真奈

普段使いの完全ワイヤレスを機内エンタメに活用


長距離フライトをいかに快適に、また体力を温存して過ごすか、というのは、世界各国に取材にとびまわる編集記者としては極めて重要な課題である。そのためにあらゆる便利デバイスを試してきたのだが、年始にラスベガス出張に行った際に使用したiFi audioの「UP TRAVEL」は近年最高レベルの“ナイスな相棒”であった。



iFi audio「UP TRAVEL」(オープン価格、市場実売価格は17,600円前後・税込)


UP TRAVELは昨年のミュンヘン・ハイエンドで発表されてから、ずーっと目をつけてきたアイテムである。手のひらに収まる小型サイズで、中央のボタンをカチッと押すとミニジャックが飛び出る仕様もクール。


Bluetoothのレシーバー兼トランスミッターとなっており、機内のイヤホンジャックと接続し、手持ちのワイヤレスイヤホンと接続して使用できる、というアイデアにすっかり魅せられていた。



多くの長距離フライトには、映画や音楽などを提供するサービスが用意されており、イヤホンが無料で配布される。だが、残念ながらその質はイマイチイマニである。機内はエンジンの騒音もうるさく、なかなか映画世界に集中しきれない。



今回のCES取材のフライトにてUP TRAVELをテスト。航空会社はエアカナダ、記者の指定席は中央シートの右端である


一方、近年の完全ワイヤレスイヤホンのノイキャン性能は素晴らしくて、機内には必ずTWSを持ち込んでいる。現在愛用しているのはゼンハイザーの「CX True Wireless」。(なお、次買う時は黒じゃないモデルにしたい。なぜなら暗い機内で見失うと見つけるのが大変だから!)


つまり、UP TRAVELをトランスミッターとして使用することで、“へぼい”イヤホンではなく、普段使いのTWSで、機内エンタメが存分に楽しめるようになる、ということだ。


 


配布されるイヤホンとは別次元の没入感


使い方は簡単。機内ディスプレイのイヤホンジャックにUP TRAVELを挿入。UP TRAVELの横のスイッチをTX(トランシーバー)モードにして、TWSとペアリングすればOK。



機内ディスプレイのイヤホン端子にUP TRAVELを接続すればOK




側面のスイッチでモードを切り替える。RXはレシーバー、TXはトランシーバーモード


UP TRAVEL側にボリュームコントロール機能がない点は注意。ディスプレイ側でボリュームを絞った状態で再生を開始し、ボリューム感をみながら調整して行った方が耳の健康面でも安全。今回試したエアーカナダの飛行機ではデバイス側のボリュームはマックスに近い状態に上げてちょうどいいくらいであった。



今回はボリュームをマックスに近い状態まであげてもOKだった


レディ・ガガ主演の『アリー/スター誕生』では、アリーがスターとして目覚める瞬間のライブ会場のざわめきがリアルに伝わってきて、時間を忘れて映画に集中できる。機内で配布されるイヤホンでは、ノイズが気になり過ぎて途中で視聴をやめてしまうことも多かったが、これは思わず最後まで引き込まれてしまう。



音楽を楽しめる映画として『アリー/スター誕生』をチェック


ブラッド・ピットの『F1/エフワン』の疾走シーンも、エンジン音がぶるぶる身体に伝わってきてきて楽しめるが、うーん、音の満足度が高い分画質の荒さが気になる…。


 


チル系音楽で入眠サポート!


今回判明したおすすめの使用方法は、「リラックス系」音楽を流しながらの入眠モード。多くの機内コンテンツには音楽のコーナーも設けられており、クラシックやヒットソングなどさまざまなプレイリストが用意されている。



ウェルビーイングというコーナーでリラックス系の音楽が多く用意されている


チル系の音楽を再生しながら、ゼンハイザーのイヤホン&「UP TRAVEL」に加えて、「アイマスク」「マクラ」「お気に入りの香水」etc…(←これらは長年の海外出張で学び得たマストアイテムたちである)の完全装備でおやすみの準備。リラックスできるクラシック音楽を再生していると、気がつくとうとうとと眠りの世界に…。



落ち着いた雰囲気のアンビエント・サウンドで気付けば眠りの中に…


機内でしっかり睡眠が取れるかどうか、は残念ながら時の運ではあるのだが、すくなくとも“身体をリラックスできる"体制を整えることは事前準備で対応可能なこと。



個人的にマストな持ち込みアイテム。お気に入りの香水小瓶、目薬、リップクリーム。ほかにもアイマスク、U字型マクラ、室内履きも必須


その意味においても、「UP TRAVEL」はTWSとセットで音の面から身体の調子をしっかりサポートしてくれるアイテムと確信できた。



飛行機によっては2本ジャックの端子の場合もあるため、専用のアダプターも付属する


次の大型海外出張、いまのところは6月開催のウィーン・ハイエンドであろう。「海外出張のお供に最高です!」とiFi audioのチームに直接伝えられることが、いまからとても楽しみになっている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「世の中には2つのスピーカーがある。JBLか、それ以外かだ」。伝統のブルーバッフル、スタジオモニター「4369」の真実に迫る
2 ソニー、4Kテレビ“ブラビア”に新モデル。ネット動画も放送波も色鮮やかな「X83L/X81Lシリーズ」
3 JBL、旗艦スタジオモニター「4369」。新開発380mmウーファーと3インチコンプレッションドライバー搭載
4 「レコード針のナガオカ PHILEWEB店」が本日2月10日グランドオープン
5 ゼンハイザー、USB-Cイヤホン「CX 80U」。ブランド哲学に基づく「バランスの取れた自然なサウンド」
6 サンワサプライ、ケーブル一体型のアンテナ分波器「500-AT003K」
7 ゼンハイザー、USB-Cヘッドホン「HD 400U」。アナログケーブルにも切り替え可能
8 Binary Acoustics、世界初“ダイレクトドライブMEMS”搭載ハイブリッドイヤホン「EP321」
9 シャープ、決算は減収増益。家電事業は「中国メーカーや量販店プライベートブランドの対抗が鍵」
10 オプトマ、タッチパネル式4K映像デバイス「インタラクティブディスプレイ」
2/12 10:56 更新

WEB