オーディオテクニカ、ブックシェルフ用スピーカースタンド、ステンレスインシュレーターなどアクセサリー4種類
編集部:成藤正宣オーディオテクニカは、同社のブックシェルフ型アクティブスピーカーに最適化したスピーカースタンド「AT-ST3」をはじめ、ステンレス製インシュレーター/レコードスタビライザーなどオーディオアクセサリー4製品を、9月19日(金)から順次発売する。価格はすべてオープン。ラインナップならびに直販価格(税込)はそれぞれ以下のとおり。
・スピーカースタンド「AT-ST3」:6,600円
・ハイブリッドインシュレーター「AT6099a」:5,940円
・ハイブリッドインシュレーター「AT6098a」:3,960円
・レコードスタビライザー「AT628a」:13,200円
ブックシェルフスピーカーの音質を引き出すスタンド「AT-ST3」
AT-ST3は、同社のブックシェルフ型アクティブスピーカー「AT-SP3X」向けに音響設計を最適化したというスピーカースタンド。AT-SP3Xと同等サイズの、最大3kgまでのブックシェルフスピーカーにも幅広く対応可能だとしている。
素材には堅牢な合金鋼を採用し、底面には不要振動を抑えるコルクシートを、スピーカーとの接地面には安定性を高めるウレタンフォームを装備。床や机から伝わる共振ノイズを抑え、スピーカー本体の振動を吸収することで、スピーカーのポテンシャルを最大限に引き出しクリアな音響空間を実現できるとする。
また、スピーカーから少し離れた位置からのリスニングを想定し、約13度の傾斜角を設けており、音を上方向かつ部屋全体に向けて拡散させる設計としている。本体仕上げはさまざまな環境に馴染みやすく目立ちにくいマットブラックを採用。外形寸法は115W×35H×155Dmm、質量は約313g。
ステンレスボディでさらに音質向上を図った「AT6099a」「AT6098a」
インシュレーターAT6099a/AT6098aは、累計出荷数あわせて約25万個を超える「AT6099」「AT6098」の後継モデル。AT6099aは直径約30mm×高さ約16mmで6個1組、AT6098aは直径約20mm×高さ約11mmで8個1組となる。
前モデルからさらなる音質向上を図るべく、前モデルの真鍮削り出しに代わりステンレス削り出しボディを採用。輪郭がはっきりした、スピード感のある音を導くとする。そこに制振効果のある高密度ウレタンフォーム「SlimFlex」を組み合わせたハイブリッド構造とすることで、オーディオ機器/設置場所双方からの振動を吸収し、音への影響を抑制する。
ステンレスボディでレコードをしっかり押さえる「AT628a」
AT628aは、ターンテーブルのスピンドル穴に装着し、レコード再生時の不要振動を抑えて音質を高めるスタビライザー。ボディには高精度に加工したステンレス素材を採用。腐食や酸化、変色に強く、磁性を持たないためフォノカートリッジへの悪影響も排除した。
レコード盤の広い面としっかり接するだけでなく、レコード接地面の中央内部を2段でへこませる構造により、センターホール周辺が変形してしまったレコード盤もガタつくことなく固定可能とアピール。外周部も指がかりのよいデザインを採用し、ストレス無く扱えるとしている。
質量は約450gで、最大21mmまでのスピンドルに装着可能。なお、同社製アナログプレーヤーのうち、「AT-LP3XBT」「AT-LPW30」「AT-SB727BT」「AT-LP60」「AT-LP60X」「AT-LP70X」「AT-LP70XBT」には非対応とのこと。