トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2025/07/14 10:50
UAレコード新作「ボヌール」も先行披露

【上海ショウ】“アキュフェーズ・ゴールド”は中国でも大人気!エソテリック、トライオードなど日本メーカーの最新事情

筑井真奈

7月11日(金)より3日間にわたり開催された上海インターナショナルオーディオショウ。ハイエンドオーディオとホームシアターシステムを中心に展開されており、家族連れやカップルも多く来場するなど、日本のオーディオショウとはまた違った華やかな活気に溢れた3日間であった。


中国のオーディオ市場では、日本のハイエンドオーディオメーカーに対する信頼は非常に高い。アキュフェーズ、エソテリック、トライオード、サエクなどいくつか注目のブースをレポートしよう。


アキュフェーズ、サエク、タオックの3社は、日本メーカーの代理店を担当するHMG(House of Music Group)社のブースにて出展。HMG社は、他にもイギリスFYNE AUDIOの輸入販売を担当している。アキュフェーズのアジア進出に大きく貢献した許氏が社長を務めており、アキュフェーズの齋藤相談役とは50年を超える付き合いがあるという。



アキュフェーズ、サエク、タオック、UAレコードの代理店ブース。ラックやボードはもちろんすべてタオック製


やはり《アキュフェーズ・ゴールド》は中華圏で人気が高いそうで、同ブランドの輸出先としてはナンバーワンの売り上げを占めているという。


特に大型のプリメインアンプの需要が高く、「E-800S」などが大きくヒットしているという。以前香港のショウでもレポートした通り、中国はCD(ディスクメディア)のファンが根強い。「SACDプレーヤーの開発を止めてしまうブランドも多い中で、私たちのプレーヤーに改めて注目が集まっているのを感じます」と齋藤相談役も胸を張る。



アキュフェーズの齋藤重正相談役も会場に足を運んだ




アキュフェーズの開発担当・猪熊隆也氏も自社の回路のこだわりを熱弁


サエクは、今年からこのHMGが取り扱うブランドに加わった。数年前からオファーを受けていたそうで、さらなる中国市場の拡大を狙う。中国ではトーンアームを筆頭にサエクの知名度は高く、今回のデモでも電源ケーブルや仮想アース、アナログ関連アイテムなどを中心に展開する。



サエクの電源関連アイテムも注目が高い


HMGは、麻倉怜士、潮晴男両氏が主催するUAレコードの販売も手掛けている。日本の高音質盤はアジア圏で人気が高く、また日本のオーディオ/ビジュアル専門誌などを入手して読み込んでいる読者もおり、両氏は中国でも大人気。CDやレコードにサインを求める来場者が多く詰めかけた。



UAレコードの新作『ボヌール』のデモを行う潮晴男氏(左)と麻倉怜士氏(右)


この夏に発売が予定されている情家みえの新作アルバム『ボヌール』を先行披露。7年前に発売された『エトレーヌ』と同様、一発録り・アナログ録音にこだわっており、仕上がりの音質には主催者2人とも大いに納得しているそう。今回のショウで入場者特典として購入できるレコードにも情家みえの曲が1曲収録されており、上海ショウ全体を通じて彼女の声を多く聴いたイベントでもあった。


エソテリックは、中国・香港を担当するDCHAVという代理店のブースにて出展。ほかにもTANNOYやGOLDNOTE、charioの代理業務を担当している。GrandiosoシリーズのCDプレーヤー(K1XSE)、アナログプレーヤー(T1)をメインに据え、「Stirling III LZ」などを使ってデモンストレーションを行っていた。



エソテリック&ティアックの代理店を担当するDCHAVのブース


DCHAVの担当者によると、「特にトップラインのGrandiosoシリーズの引き合いが強いです」とのこと。アキュフェーズ同様にSACDプレーヤーの需要が高いというが、加えて多機能ネットワークプレーヤー「N-05XD」もロングセラーとなっているという。


「中国では、特に高いクラスの製品から売れていく」というのは日本のオーディオメーカーからしばしば耳にしたが、Grandiosoシリーズへの関心の高さもそれを裏付ける。また中国市場向けの“ゴールドバージョン”も展示されていた。



ちょっと分かりづらいが、左2つが“ゴールド”バージョン
 

トライオードはスピーカーブランドのクリプシュ、ルームチューニングパネルのVICOUSTICと同じ代理店、Cinemaster Shanghaiにて出展。代表の山崎順一氏も登場し、真空管アンプにこだわる自社のブランド理念について熱く語っていた。今回はトライオードの上位ブランドとなる「JUNONE 845SE」を中国初披露した。

 



トライオードの山崎順一社長と「JUNONE 845SE」


山崎氏も、「やはり中国向けにはパワー感のある大型モデルが人気です」と語っており、新製品にかける期待も高い。またCinemasterの担当スタッフも、「チューブと(クリプシュ)ホーンの組み合わせの相性は最高です、この魅力をたっぷり伝えていきたいです」と力強く語ってくれた。



クリプシュホーンと組み合わせてトライオードの音作りの魅力をアピール


関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 データ転送量が約4倍となる新規格「Bluetooth HDT」正式承認。ロスレスオーディオの標準化へ
2 古いスマホを音楽専用プレーヤーに。“好きだから作っちゃった”「reTONE」の仕掛け人に聞くプロジェクトの狙い
3 オーディオテクニカ、“同社最高峰”のフラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX9MK3」
4 人気のUSB-CイヤホンにAVIOT参戦! VGPアワードW受賞の実力機「CE-V1」徹底レビュー!
5 女子プロゴルフ「TOTO ジャパンクラシック」、11/5から4日間の放送・配信予定
6 レグザ、4K液晶テレビ「Z670S」。高輝度倍速パネル・独自エンジン・重低音立体音響など搭載
7 パナソニック「ビエラ」はなぜSQD Mini LEDを選んだ? 新フラグシップ「X97C」の実力を体験
8 ビクター、第2世代イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「HA-NP1T2」。音質/装着感/音漏れ低減など強化
9 フルテック、最上位壁コンセントで組み上げたハイエンド2口電源タップ「GTO-S2 NCF(R)」
10 Dan D’Agostino、プリアンプ「Momentum C2Z」。出力回路を低インピーダンス化、税込1298万円
11/6 10:16 更新

WEB