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公開日 2024/11/18 17:05
「AK4491」と組み合わせて使用も可能

AKM、デジタル/アナログ分離思想を継ぐDAコンバーター「AK4498EX」

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
旭化成エレクトロニクス(AKM)は、同社のオーディオ用IC「VELVET SOUND」シリーズより、DAコンバーター「AK4498EX」を開発、サンプル出荷の提供を開始したと発表した。量産出荷は2025年4月を予定している。

「AK4491」と組み合わせることでより高精度なDA変換が実現できる

特性だけではなく、聴感評価によっても高音質を追求する「VELVET SOUND」シリーズ。AKMのフラグシップDACチップとして、デジタル・アナログ部を分離した「AK4491」「AK4499EX」が発売されているが、今回の「AK4498EX」もその流れを汲むものとなる。デジタルノイズがアナログ変換回路へ干渉することを極限まで排除した設計がなされている。最大サンプリングレートは、PCMが1536kHz/64bit、DSD 1024まで対応する。

「AK4498EX」ピンの数は64本

AK4499EXに搭載されるDWA(Data Weighted Averaging)ROUTING テクノロジーを採用することにより、素子ばらつきの影響をより低減し、高いノイズ特性、歪み特性を実現。S/Nは129dB、THD+Nは-117dBを達成している。

また、AK4191に搭載される「非同期動作モード」により、AK4498EX専用のクロック供給が可能となり、低ジッタクロックを用いた高精度なDA変換を実現できる。

ネットワークオーディオプレーヤーやUSB-DAC、CD/SACDプレーヤー、サウンドバー、ワイヤレススピーカーといったHiFiオーディオ機器、電子楽器やオーディオインターフェース、デジタルミキサーなどのプロ向けオーディオ機器などへの搭載を想定している。

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