トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2023/09/29 14:13
デジタルボリュームコントロールノブとリモコンを追加

XI AUDIO、R-2R方式採用のDAコンバーター「SagraDAC 2」

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
トップウイングサイバーサウンドグループは、同社が取り扱う台湾・XI AUDIO(イレブンオーディオ)のR-2R方式を採用するDAコンバーター「SagraDAC 2」の受注を開始した。価格は660,000円(税込)。

XI AUDIO「SagraDAC 2」

「SagraDAC 2」は、2019年に発売された「SagraDAC」の基本機能を踏襲しつつ、デジタルボリュームコントロールノブとリモコンを追加したモデル。コントロールノブの追加によって、S/PDIF Blade機能やデジタルフィルターの切替、スタンバイモード操作などが行えるようになっている。

DAコンバーター部は「SagraDAC」と同様、Soekris社製サイン・マグニチュード27bit精度仕様のR-2R DACモジュールが搭載されている。デジタル信号は製品内で変換処理を経て、216個の高精度抵抗による27bit精度のR-2R部を通って出力される。

216個の高精度抵抗によるR-2R部

R-2R部はシングルエンド構成であり、そのまま出力するアンバランスRCA出力と、バッファー回路を通したバランスXLR出力の2系統を搭載する。

デジタル入力部は最大PCM 384kHz/32bitと、DSD256(Native、DoP)に対応するUSB typeB、I2S-PS Audio方式対応のHDMI、S/PDIF(RCA)が2系統、S/PIDF(BNC)が1系統、Toslink1系統、AES/EBUが1系統を搭載する。

SagraDAC 2の背面端子。USB typeB、HDMI(I2S)、S/PDIF、Coaxial等に対応する

SagraDAC 2のS/PDIF(RCA2)ならびにS/PIDF(BNC)には、S/PDIF信号の0/1認識における閾値を変えることで、接続の安定性と音質向上を図る「S/PDIF Blade」機能を搭載。CDトランスポートとDACの組み合わせ等において、受信電圧の閾値を切り替えることで、マッチングを取ることができるという。

S/PDIF Blade機能を初搭載

電源は特注トランスによるディスクリート仕様。全部で9系統の電源をすべて独立させて電源を供給することで相互の干渉を避けている。電源部にはMOS-FETとBJTの両方を採用しており、それぞれの良さを活かす配置となっている。

SagraDAC 2二搭載される強力な電源部

サイズは240W×85H×260Dmm、質量は4kg。出力電圧はXLRが4Vrms、RCAが1.4Vrms、ダイナミックレンジは130.5dB、S/N比は127dBとなっている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB