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公開日 2021/09/10 10:00
輝日が展開する配信サービス

8K/ハイレゾ配信サービス「eContent」、コルグの「Live Extreme」導入。より簡単にハイレゾ配信可能に

編集部:小野佳希
輝日は、同社が展開する8K/ハイレゾ対応コンテンツ配信サービス「eContent」において、コルグによるシステム「Live Extreme」へ対応したことを発表。これにより、従来よりも簡単にハイレゾ/ロスレス音声での映像配信を行えるようにした。

「eContent」では従来からハイレゾ音声配信にも対応していたが、これまでハイレゾでのリアルタイム配信には高価なハードウェアエンコーダを利用する必要があり、また、再生端末も限られるなどの課題があったと説明。そこで今回、コルグが各社に提供する「Live Extreme」システムを導入することで、これまでより簡単かつ幅広い端末に向けての配信を可能にした。

「Live Extreme」は、コルグが2020年9月に発表したインターネット動画配信システムで、4K映像やハイレゾ音声での配信が可能な点が大きな特徴。映像配信サービス各社に向けてシステム提供を行っている。

今回のシステム導入によって、eContentが特徴としている「専用アプリ不要」ですぐにブラウザで再生ができる高い互換性はそのままに、Live Extremeを使った高品質な配信を利用可能になったとアピール。配信を行うアーティスト側は、利用したデータ量に応じた料金を支払うeContentの通常料金に加えて、チケット収益に応じたLive Extremeの利用料金を別途支払う形となる。

なお、eContentでは、JASRAC/NexToneとの包括契約による、従来の楽曲の放送利用に加え、CDなどの原盤をそのまま利用できる権利処理サービスを提供しており、「Live Extreme」を使った配信でも引き続き利用できる(※適用には諸条件あり)。

eContentでは、「今後も、アーティスト・クリエイターの皆様が意のままに高品質な配信を自在に行うことができるオンラインコンテンツ配信プラットフォームを目指して参ります」とコメントしている。

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