27日・28日の2日間にわたり開催されている「春のヘッドフォン祭2019」。タイムロードは同社が取り扱うCHORDやPATHOSのヘッドホンアンプを出展。また、同社ブースとなった1室を用いて、CHORDとPATHOSのDAC/アンプ、charioのスピーカーなどを用いたHi-Fiオーディオ再生の試聴イベントを開催した。

ヘッドホン関連では、CHORDとPATHOSの製品をアピール。CHORDのDAC/ヘッドホンアンプ「Hugo TT 2」は、据え置き型のUSB-DAC/プリ・ヘッドホンアンプ。フラグシップ「DAVE」に次ぐDAC性能と強力なヘッドホン出力を特徴としたデスクトップモデルだ。

昨年から取り扱いを開始したイタリア発のアンプブランド PATHOSからは、同社を象徴する技術である純A級InPolテクノロジーを採用したヘッドホンアンプ「InPol EAR」が登場。ヘッドホン出力はバランス/アンバランスを搭載する。また、コンパクトなヘッドホンアンプ「Auriumu」を、CHORDのコンパクトDAC「Qutest」と組み合わせたシステムも用意されていた。いずれのヘッドホンアンプも、プリ段に真空管、パワー段にトランジスターを使用する。

中野サンプラザ 6Fの1室を用いた同社ブースでは、スピーカーを用いたHi-Fiオーディオ試聴イベントも多数開催。“ヘッドフォン祭り”だが、据え置きオーディオに関心のある来場者も多いようで、各イベントはいずれも盛況だった。

27日には、オーディオ評論家の角田郁雄氏を講師に招いた「ミニマルシステムの魅力」をテーマとしたイベントを実施。それぞれ「CHORD×TADの先鋭的プレイバック」「PATHOS×CHARIOのタイムレスデザイン」というテーマで構築された2つのシステムを用意して、各製品の技術的なポイントを紹介しつつ、お薦めのハイレゾ音源の再生を行った。

また、本日28日には、、“LOUD PARK” や “Download Festival Japan” を手がける日本メタル界の重鎮、クリエイティブマン・プロダクションの青野一郎氏をゲストに、メタル系楽曲に絞った試聴イベントも開催した。