トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2018/11/15 14:55
新開発ダイポールシステムを採用

PIEGA、フラグシップスピーカーをスリム化した「Master Line Source 3」

編集部:小野佳希
フューレンコーディネートは、PIEGAのフラグシップスピーカー「Master Line Source 2」のスリム化した「Master Line Source 3」を12月7日に発売する。シルバー/ブラック/ホワイト/ゼブラウッドの4色をラインナップし、価格は500万円(ペア/税抜)。

Master Line Source 3

新型リボンシステム「ラインソースドライバー111」4基を縦一列に配置したダイポールシステムを採用。長年培ってきたノウハウによって、ラインソースドライバーのコンパクト化を実現させたという。

新設計の直径18cm UHQDウーファーと、背面には同じ振動膜のパッシブラジエーターを2基マウント。最新の振動膜素材によるエッジ、ボイスコイル、シャーシ、およびすべての可動部品にいたるまで構成素材も吟味し設計することで、ラインソースドライバーにマッチする低域レスポンスを獲得したとしている。

背面には音響レンズを設置。塗装を施したMDF板で構成される音響レンズの回折と反射効果により、背面にもサウンドが広大に放射されるとし、これによって、従来のダイポール特性のスピーカーではできなかった、後方壁への近接設置が可能だという。

ハウジング内の振動対策にも「細心の注意が払った」とのこと。ソリッドアルミニウムの塊からバッフル面を切削することで安定性とダンピング特性を備えさせている。なお10mm厚アルミニウムのバッフル面は本体エンクロージャーに接着されている。

本体はMDFと粘弾性の頑丈な制振材“Idikell”で構成し、32リットルのエンクロージャーに2基のウーファー搭載。また、高剛性にコーティングされたアルミニウム振動板とロングスロー磁石システムにより、28Hzの低域カットオフ周波数と最適なパルス応答を達成したとしている。

再生周波数特性は28Hz-50kHzで、クロスオーバー周波数が550Hz/3.75kHz。推奨アンプ出力は20-500Wで、能率は92dB/W/m、インピーダンスが4Ω。なお、明日11月16日から開幕する東京インターナショナルオーディオショウで本機を披露する。同社出展ブースは「G607」。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新

WEB