トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2017/09/01 14:46
ブランド創立45周年記念モデル

マークレビンソン、ブランド初のアナログプレーヤー「No 515」を2017年秋発売

編集部:川田菜月
ハーマンインターナショナルは、Mark Levinson(マークレビンソン)より、ブランド初のアナログレコードプレーヤー「No515」を2017年秋より発売する。価格は1,000,000円(税抜)。

アナログプレーヤー「No515」

No515はブランド創立45周年を記念したアナログプレーヤー。VPI Industriesとのパートナーシップのもと設計したモデルで、マークレビンソンのプリアンプ「No523/No526」(関連ニュース)のフォノステージとのマッチングを図った音質に仕上げたとしている。

1月に開催された「CES 2017」(関連ニュース)にて発表、その後「OTOTEN 2017」や「HIGH END 2017」でも披露されており、今回日本での発売時期と価格が決定したかたち。

トーンアームは、ヘッドシェルとアームシャフトを完全一体構造とした新開発の3Dプリンタ製樹脂アームを採用。4本のリード線を独立してアーム内に貫通させた「Discrete Internal Lead Wire」構造としている。アームベースは高剛性なアルミ削り出し素材を使用。またステンレス製バランスウェイトを採用するなど、幅広い自重のカートリッジに対応する。

シャーシは12.5mm厚のアルミとMDFを挟み込んだ構造とし、制振性と強度を両立するとのこと。プラッターには約9kgのアルミ削り出しを採用、3本のベルトによりドライブする。プラッター内周部には軸受け部に圧着加工した銅製のリングを装備し、ステンレス製スピンドル軸と正確に嵌合する。

背面部

駆動はベルトドライブ方式。モーター部は高トルクなACシンクロナスモーターを採用。アルミとMDFによる三層構造のベース板に固定し、アルミ素材のエンクロージャーに収められる。なおモーターおよび電源部は本体と分離して別筐体とし、機械的振動や電気的ノイズを排除するとしている。

モーター部は本体と分離

インシュレーターには、振動を減衰するポリマー材を包含したアルミとデルリンの削り出しを採用。スタビライザーはステンレス製で、同ブランドのアンプ製品のボリュームノブをイメージしているという。

回転数は33 1/3/45rpm。外形寸法は515W×205〜220H×405Dmm、質量は25.8kg。

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルターンテーブル/フォノモーター
  • ブランドMARK LEVINSON
  • 型番No515
  • 発売日2017年秋
  • 価格¥1,000,000(税抜)
【SPEC】●モーター:ACシンクロナス・モーター ●回転数:33 1/3rpm、45.0rpm ●電源:AC 100V(50Hz/60Hz) ●駆動方式:ベルトドライブ方式 ●外形寸法:515W×205〜220H×405Dmm ●質量:約25.8kg

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB