【ミニレビュー】仮想アース機能をさらに強化、オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER ADVANCE」
注目のオーディオアクセサリー製品の魅力をワンポイントでお届けする「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回取り上げるのは、空き端子に挿入するオーディオみじんこの仮想アース 「SILVER HARMONIZER ADVANCE」、 XLRのオスタイプとメスタイプをチェック!
足すほどに雑味が取り除かれる
オーディオみじんこの「SILVER HARMONIZER XLR-M/F ADVANCE」は機器の空いたXLRジャックに接続する〈仮想アース装置+ハーモナイザー〉だ。
初代「SILVER HARMONIZER XLR」の進化モデルであるADVANCEは、ハウジングを高精度の真鍮削り出しクロムメッキ仕上げとし、内容積も大幅に拡大。内部には4N純銀単線コイル、大蛇パウダー、純銅/ステンレスフィラーなどの複合素材を最適配置して仮想アース効果をさらに強化している。
まずAUDIAのプリメインアンプ「FLS9」のXLR入力端子に「XLR-M ADVANCE」を2本挿してみる。「Hoist The Colours(Bass Singers Version)」は冒頭から非常に低いノイズフロアで驚く。背景でうごめく風音の音像が音場に展開する範囲がクッキリ明瞭だ。バスドラムは引き締まってタイト。さらに男声コーラスの解像度が高まっている。
ハイ・ファイ・セット「卒業写真」もノイズフロアが低く、古い録音ゆえのテープヒスが各楽音からはっきり分離する。ヴォーカルの音像がギュッと引き締まり、ストリングスは雑味が減っている。
次、この状態でさらにFLS9のXLR出力端子に「XLR-F ADVANCE」を2本挿してみる。Hoistは風音が湿り気を帯び、バスヴォーカルもウェットで滑らかな質感なので子音が耳に障らない。
卒業写真でもやはりテープヒス、ヴォーカル他各楽音がウェットだ。パッと聴きは解像度が落ちてメリハリが減ったようにも感じるが違う。よく聴き込むと解像度の高さはキープしている。
足すほどに雑味が取り除かれるアクセサリーのようだ。良心的な価格が嬉しい。
