トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2017/06/16 13:32
アジマス/VTA調整にも対応

Pro-Jectから25周年記念アナログプレーヤー「The Classic」。約12万円

編集部:風間雄介
(株)ディーアンドエムホールディングスは、オーストリア Pro-Ject Audio Systemsのアナログレコードプレーヤー「The Classic」を6月に発売する。価格はオープンだが123,000円前後での販売が予想される。

Pro-Ject「The Classic」

ダストカバーを装着したところ

Pro-Ject Audioの創業25周年を記念したモデル。名称の通り、50-60年代に多く見られた、伝統的なフレームデザインを採用している。カートリッジは付属していない。

駆動はベルトドライブ方式で、安定性を高めるため、低ノイズのACモーターと高精度なDCドライブACジェネレーターを採用している。

メインプラッターには重いアルミを用い、共振を最適化するため熱可塑性のエラストマー(TPE)を採用している。またサブプラッターとメインベアリングの構造は、上位機に似たものを採用。硬質鋼/ブロンズ・ブッシュ/テフロン・プレート・ベアリングが使われている。サブプラッターの精度は許容差を従来の10分の1にし、滑らかな回転と低ノイズ化に寄与しているという。

シャーシ構造

プラッターの構造

メインシャーシとトッププレートのあいだにはTPE材のボールを6個配置したフローティングシャーシ構造を採用。インシュレーターはフェルトマット付きで、高さ調整も行える。

トーンアームは新設計で、カーボンとアルミを重ね合わせた素材を採用。カーボンには剛性と速度性、アルミには優れた減衰性があり、これを組み合わせた。また極小のジルコン・ベアリングを搭載したカルダンベアリング機構により、超低摩擦を実現。これと日本製のボールベアリング台座により、滑らかなアームの取り回しを可能にしている。

トーンアームは新設計のもの採用

なお本機は、10万円台前半という価格帯ながら、アジマスとVTA(垂直トラッキング角)の調整にも対応している。

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルADプレーヤー
  • ブランドPRO-JECT
  • 型番The Classic
  • 発売日2017年6月
  • 価格¥OPEN(予想実売価格123,000円前後)
【SPEC】●スピード:33,45 (マニュアル スピード可変) ●駆動方式:ベルト・ドライブ ●ワウ・フラッター:0.11% (33) 0.1% (45) ●回転数偏差:0.15% (33) 0.12% (45) ●プラッター:300mmアルミニウム製 ●メイン・ベアリング:高品質ステンレス・スチール ●トーンアーム寸法:9インチ・アルミニウム (230mm) ●オーバーハング:18.0mm ●適合カートリッジ自重:7.0g〜14.0g ●外形寸法:460W×131H×351? ●質量:10.2kg

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB