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公開日 2017/05/21 17:53
重量負荷の軽減と静電気対策を両立

<HIGH END>フルテック、特殊素材NCF採用のケーブルクランパー試作機を参考出展

オーディオ編集部:浅田陽介
フルテックは、現在開催中のHIGH END 2017の会場にて、特殊素材NCFを採用したプロダクトを中心とした製品展示を実施。その最新モデルのプロトタイプとして、ケーブルクランパーを参考展示し注目を集めている。

NCFを採用した製品群を強くアピールするフルテックのブース

NCFとは、圧倒的な静電効果を発揮するという静電気対策特殊素材で、現在の同社製品はこのNCFと、同社が培ってきたプラグ成形技術や基本構造のアイデアを合わせて採用している。

新製品として現在開発が進められているケーブルクランパー

今回発表されたケーブルクランパーは、同社の電源プラグ「FI-52M NCF」や「FI-50M NCF」を始めとしたさまざまな重量級プラグを使用するユーザーへ向けたアイテム。プラグとの接点面にNCFを採用することで、機器にかかる重量的な負荷を軽減するだけではなく、同時に静電気対策を行って音質を改善することができるといったものだ。

クランプ部の内側にNCFを採用し、静電効果を高める構造が検討されている

また、外装にはアルミニウムを採用し、ポール部にはステンレスを採用するなど素材の面からも制振対策を徹底。ケーブルインシュレーターとしても活用することができるなど、ユーザーの工夫次第でさまざまな使い方ができるアイテムとなっている。

ケーブルクランパーの使い方の例。プラグを挟んで機器にかかる負荷を軽減するほか、ケーブルインシュレーターとしても使用できる

まだまだ試作のため、型番や価格は未定とのことで、外観等も変更となる可能性があるという。このありそうでなかったコンセプトは、多くのオーディオファイルの注目を集める存在となりそうだ。

ヘッドフォン向けの4.4mmバランスプラグや楽器用のL字型フォーンプラグなどのラインナップも拡充

このほかフルテックのブースでは、ヘッドフォンプラグの最新ラインナップとして4.4mmのバランスプラグや、楽器用のプラグに加わるL字型のフォーンプラグを展示。定評ある同社プラグの充実を強くアピールする。

会場内を歩いていると、フルテックのプラグを採用したハイエンド機器の多さに驚くが、それは同社の製品クオリティが極めて高いことを裏付けている。今回もNCFをアピールするフルテックのバナーを随所に見ることができるなど、ここヨーロッパでもその注目度は高い。

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