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公開日 2025/04/30 06:30
「さらに高音質でELAC・アクティブスピーカーを楽しんでほしい」

国内のリスニングシーンにベストマッチなELAC「DCB61」。アクティブスピーカーならではの魅力を幹部に聞く

編集部:長濱行太朗

パッシブスピーカーだけでなく、アクティブスピーカーにおいても高い人気を誇るELACブランドから、新たなアクティブスピーカー「ConneX DCB61」(以下、DCB61)が登場する。国内では4月下旬発売予定で、グローバルの中でもいち早く販売が開始されることとなった。


この日本での販売開始に先駆け、同ブランドのExport ManagerのHolger Witt氏が来日。本稿では、Holger氏のインタビューを交え、DCB61ならではの魅力を紹介する。



ELAC 「ConneX DCB61」 165,000円(税込)


 



ELAC Export ManagerのHolger Witt氏がインタビューに答えてくれた


DCB61は、USB接続によるデスクトップオーディオシステムとしてのハイレゾ再生をはじめ、アナログプレーヤーとのPHONO接続、Bluetoothによるワイヤレス再生、そしてHDMI端子を備えているためテレビと接続して映像コンテンツもELACサウンドで楽しむことができるアクティブスピーカーだ。



DCB61の背面部。eARC対応のHDMI端子も搭載する


Holger氏は、「『Debut ConneX DCB41』(以下、DCB41)を市場に投入して、ELACブランドとして本格的にアクティブスピーカーの販売をスタートさせたが、グローバルの中でも特に日本市場での反響が好調であり、ユーザーニーズにしっかりとマッチしていると感じた。DCB61は、やはり “もっといい音” を求めているユーザーに届いてほしい」と、DCB61を高音質モデルとして位置づける。その一方、「DCB41のように “デザインモデル” や “コラボモデル” といったアプローチも検討している」とも語り、ライフスタイルに馴染むスピーカーとしての視点も忘れてはいない。


DCB61に搭載された高音質技術は、従来モデルDCB41から着実にブラッシュアップされており、キャビネットのサイズアップをはじめ、ウーファー口径も115mm(DCB41)から165mm(DCB61)に、アンプ出力も50W(DCB41)から80W(DCB61)へと向上している。



DCB41からキャビネットサイズがアップ、さらにウーファー口径は165mm、アンプ出力は80Wへと進化している


また、接続性の高さはDCB41と同等だが、音声フォーマットはDolby Digitalを新たにカバーしたことでテレビからスムーズに音声信号を受けられる仕様になり、低遅延かつハイレゾ対応した次世代Bluetoothコーデック「LC3 plus」への対応、そしてHDMI端子はeARCをフォローするなど、デジタル部のトピックが満載なのも特徴だ。


本モデルの音決めについて、「DCB61は、ELACアメリカで企画され、そこから本国キールで音質チューニングしていく際は、弊社のエンジニアが揃って音質をチェックしていく。例えば低域の再現性など、よりELACサウンドにふさわしいものへと吟味して調整している。チーフエンジニアをはじめ、若い世代のエンジニアの声も取り入れながらディスカッションを繰り返し、どのようにすれば今の時代に合ったベストなサウンドになるか、試行錯誤しながら開発している」と、音質へのこだわりについてアピールした。



Holger氏は、多数のエンジニアがDCB61の音質チューニングに関わっているとアピールした


機能面で特筆すべきなのが専用アプリ「Debut ConneX」によるコントロールに対応した点だ。ボリューム調整や入力切替の操作をはじめ、イコライザー機能によるサウンドカスタマイズ、設置環境に応じた音質調整、低音ブースト機能「XBass」、夜間リスニングのための自動調整機能「Night」など、多数の機能をユーザー側でコントロールできる。


「アプリ『Debut ConneX』への対応は、DCB41では非対応だったため大きな進化点であるし、さまざまな機能がアプリから自在に操作できるメリットを備えている。独特な機能はないが、複雑すぎてわかりにくいアプリにはしたくなかったため、シンプルで使いやすいことを第一に目指した」と、徹底的に操作性を追求したことを明言した。



コントロールアプリ「Debut ConneX」による操作に対応。写真はUI







デスクトップやテレビボードなどさまざまな設置に対応した音質調整をはじめ、多数のイコライジング・プリセットを備えている


前モデルのDCB41を市場に投入したことによる影響について、「若年層をはじめ、Bluetoothで音楽を楽しむ方、テレビと接続して映像コンテンツやゲームなどをいい音で楽しみたい方に、ELACサウンドを届けられたという実感がある。正直、これほどまで販売が伸びたことに対して非常に驚いており、今の時代に合ったスピーカー作りができていると確信できた」と、アクティブスピーカーの開発に対して自信を語る。


日本のファンにとって嬉しいニュースのひとつでもあるのが、DCB61はアジアから販売をスタートするということ。「DCB61はアジア圏から販売をはじめ、アメリカ、ヨーロッパと広げていくつもりだが、アクティブスピーカーの市場はアジアが大きい印象だ。アジアはスペースがない環境でも置けるモデルが人気を集める傾向にあるため、コンパクトなシステムで完結するアクティブスピーカーと相性が良いのだろう」と、アクティブスピーカーと国内ユーザーのリスニングスペースとの親和性の高さも感じているという。



アクティブスピーカーの今後の展開から、DCB61への期待値までHolger氏が語ってくれた


今後の構想について、「アクティブスピーカーのラインナップは、さらに広げていきたいと考えている。例えば、DCB41よりもコンパクトなもの、またはフロア型のアクティブスピーカー、そしてプロシューマ―でも導入しやすい本格的なモニターモデルなども検討している。いろいろと提案中なので楽しみに待っていてほしい」と日本のELACファンに向けてメッセージを贈ってくれた。ELACのアクティブスピーカーから今度も目が離せない。


 

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