各モデルで「3E撚り」を採用

オヤイデ、新導体102 SSC採用インターコネクト&スピーカーケーブル

公開日 2014/10/03 20:15 ファイル・ウェブ編集部
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小柳出電気商会は、同社が開発したケーブル用の新導体102 SSC(関連ニュース)を採用したインターコネクトケーブルおよびスピーカーケーブルを10月17日より発売する。

ACROSS750 V2(切り売りインターコネクトケーブル) ¥2,200(税抜)
ACROSS750 RR V2(RCAインターコネクトケーブル)
0.7mペア:¥12,500、1.0mペア:¥13,800、1.3mペア:¥15,000(いずれも税抜)
※ケーブル延長:0.5m増すごとに¥2,200(税抜)

ACROSS750 V2

ACROSS750 RR V2

102SSCを採用したインターコネクトケーブル。基本構造は初代「ACROSS750」を継承しつつ、3種類の線径が異なる素線を幾何学的に撚り合わせ、導体の緻密化を図る撚り合わせに特許技術「3E撚り」を採用したことが特徴。線間歪による音質の劣化を排除している。

また、空気層をダンパーとし、静電容量を下げて高域特性を改善しつつ、優れたスタビライザー効果によって振動を減衰する十字絶縁構造(C.I.Sストラクチャー)を採用。絶縁材には、PVCに比べて誘電率が1/4という極めて低い値を示す高分子ポリオレフィンを使用している。

さらに、横巻きシールドにも精密導体102 SSCを採用し、0.18mm線を隙間なく100本配置。外装には振動減衰に優れたオーディオ専用ハロゲンフリーシースを用いている。「ACROSS750 RR V2」のRCAプラグには、真鍮パイプ状コンタクトにロジウムメッキが施されたオリジナル専用品を装備。プラグとケーブルは音響専用の無鉛銀ハンダ「SS-47」にてハンダ付けを行っている

PA-02 V2(切り売りインターコネクトケーブル) ¥1,500/m

PA-02 V2

PA-02TR V2(RCAインターコネクトケーブル)
0.7mペア:¥9,800、1.0mペア:¥10,700、1.3mペア:¥11,600(いずれも(税抜)
PA-02TR V2(RCAインターコネクトケーブル)
0.7mペア:¥9,800、1.0mペア:¥10,700、1.3mペア:¥11,600(いずれも(税抜)
※ケーブル延長:0.5m増すごとに\1,500(税抜)

PA-02TR V2

PA-02TR V2

こちらも102 SSCを採用したインターコネクトケーブル。基本構造は初代「PA-02」を継承しつつ、本製品も「3E撚り」を採用。絶縁材には誘電率に優れた発泡ポリプロピレンを採用。またシールドにも精密導体102 SSCを用い、0.12mmの8本16組による編組シールドによって編組率80%を実現している。

外装にはオーディオ専用ハロゲンフリーシースを採用。「PA-02TR V2」のRCAプラグには真鍮パイプ状コンタクトに24K金メッキが施された専用品を、「PA-02TX V2」のXLRプラグには、Switchcraft社製の銀メッキコンタクト品を装備する。

EXPLORER 0.75 V2(切り売りスピーカーケーブル) ¥600/m(税抜)
EXPLORER 1.25 V2(切り売りスピーカーケーブル) ¥1,000/m(税抜)
EXPLORER 2.0 V2(切り売りスピーカーケーブル) ¥1,500/m(税抜)

EXPLORER 0.75 V2

EXPLORER 1.25 V2


EXPLORER 2.0 V2

102 SSCを採用したスピーカーケーブル。絶縁体と導体のみのシンプルな構成で、同社ラインナップの中でもハイコストパフォーマンスなモデルに位置づけられる。本製品も「3E撚り」を採用。 絶縁体には電気特性とフレキシビリティを両立したフレックスポリエチレンを用いてる。

また、床面との接触を最小限にするジオメトリックデザインにより、床面からの振動伝播を抑制。さらに振動減衰作用と誘電率上昇の抑制を図るエアーダンパー(中空層)を導体間に配置している。ラインナップは0.75SQ/1.25SQ/2.0SQの3種類の太さを用意する。

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