神谷郁代と青木十良の2作品

N&Fの作品がミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞

オーディオアクセサリー編集部
2009年04月15日

fineNF
ハイクオリティな音で良質な音楽CDを作り続けているN&F社のfineNFレーベル。同レーベルの、神谷郁代と青木十良の作品が、第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した。

ミュージック・ペンクラブ音楽賞は、音楽関係の言論・執筆活動に関わる音楽&オーディオ評論家、ミュージック・ライター、音楽学者、作曲家、文芸評論家などで構成され、約200名の会員を擁するミュージック・ペンクラブ・ジャパンが主宰する。


録音・録画作品最優秀アルバム賞/日本人アーティスト 『神谷郁代のシューベルト』
fineNFの『神谷郁代のシューベルト』は最優秀アルバム賞 日本人アーティスト部門を受賞。同作品は同じ音源でSACDとCDを別々にリリースしており、このことが演奏内容と共に評価の理由となった。

青木十良は特別賞を受賞。青木十良は朝比奈隆、岩城宏之に続く3人目の特別賞受賞である。93歳である今も現役で活躍していることなどに対して評価された。

特別賞 青木十良 バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番

特別賞 青木十良 バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番

N&F関連作品のなかではこれまでも、武満徹/雅楽「秋庭歌一具」/伶楽舎(ソニー・レコーズ・インターナショナルN&F録音 SACDとCDで発売)、長岡京室内アンサンブル(音楽監督:森悠子)「スーク&ドヴォルザーク 弦楽セレナード」(N&F/NF60103) ハイブリッドSACD、「シャコンヌと枯葉/ユーシア・クァルテット」(エヌ・アンド・エフ/NF63101) ハイブリッドSACD などで同ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した経歴がある。

なお、今回の第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞コンサート・パフォーマンス賞(日本人アーティスト)を受賞したユベール・スダーン指揮、東京交響楽団の録音を、同N&Fが3月26日27日の2日間にわたりセッション録音しており、今後のリリースが予定されている。また4回にわたりシューマン・ツィクルスもライブ収録を予定しているという。

N&Fの今後の活躍を一層期待したい。

受賞作品
■録音・録画作品最優秀アルバム賞/日本人アーティスト
『神谷郁代のシューベルト』
1. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
2. 即興曲集 作品90, D.899より
3. 楽興の時 D.780 第3曲 ヘ短調(エクスト・トラック) 
マテウス・シュタイン(1820年頃ウィーン)とスタインウェイ    
の弾き比べ
 SACD→ NF60503 ¥4,000(税込)
 CD→ NF20503 ¥3,000(税込)
<受賞理由より>
SACDとCDを別々にリリースすることになったN&Fと神谷郁代による意欲作。透明度の高いピアノと松方ホールの響きをリアリティ豊かに捉えており、高い集中力、円熟期を迎えつつある神谷の精神性の深まりを感じる。

■特別賞
青木十良『バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番』
 NF20301 ¥2,600
『バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番+鳥の歌』
 NF20302 ¥2,600
<受賞理由より>
93歳の今もなお、現役として音と技を磨き続け、教育者としても多くの優れた音楽家を育て、その功績は計り知れない。

なお、青木十良は今後バッハの無伴奏チェロ組曲第4番の録音を4月下旬に行う予定。