PR 公開日 2023/09/22 06:30

愛用のヘッドホンをいたわり、末永く付き合う。「mimimamo」カバーを使ってみた

VGP2023 SUMMERを受賞したヘッドホンアクセサリー


■手軽な作業でピッタリ装着、お気に入りの音質に安心して浸れる



mimimamoはダメージを受けたイヤーパッドにも使用できるが、予防の意味で購入直後から使うほうがいい。洗濯すれば繰り返し使えるので遠慮は無用、被せておくだけで愛機をキレイな状態に保てるのは大きなメリットだ。しかし、気になるのは音質面。音に悪影響があるとしたら利用価値はない。

そこで、アラウンドイヤータイプのワイヤレスヘッドホン、SENNNHEISER「MOMENTUM 4 Wireless」にmimimamo Lサイズを装着し、ロードテスト的にしばらく試用してみることにした。mimimamoの効果とクオリティはVGP2023 SUMMERで検証済だが、何日か使い続けることでわかる新発見もあるはずだ。

ゼンハイザー「MOMENTUM 4 Wireless」に、mimimamo Lサイズを実際に装着

改めてmimimamoを手に取ると、丁寧な仕事ぶりに驚く。イヤーパッドにしっかりホールドする役割のゴムと生地を縫い付けた部分は、ギャザー仕上げになっているのだが、裏返してみると縫い目が細かいうえに一定している。生地の端はゴムに隠れるよう絶妙な幅で裁断されており、凝視でもしないかぎりどのように縫い付けられているかはわからない。

装着のためmimimamoの端をめくってみると、改めて仕上げの丁寧さが窺い知れる

イヤーパッドへの装着は一瞬で終わる。リング状のゴム部をやや広げて被せるだけ、あとはmimimamoの縮み具合に任せればしっかりホールドされる。



公式サイトや同梱のマニュアルに記載されたイラストを目安に、mimimamoを取り付けていく

表面に弛みはなくピンと張った感じ、装着して前後に少し動かしてもイヤーパッドから外れることもない。肌触りはなめらかで貼り付くような感触はなく、「さらっとシルキー」といったところ。

「MOMENTUM 4 Wireless」に取り付け完了。イヤーパッドの開口部でたるむことなく、ピンと張っている

肝心の音質だが、隙間だらけとはいえ物理的な“膜”越しに音を聴くことになるのだから、影響が皆無とはいえない。しかし、低域の張りとスピード感、中高域の伸びなど、ヘッドホンのサウンドキャラクターがスポイルされるほどではなく、意識を研ぎ澄ませればわずかに違いが感じられる程度。耳に軽く押し当てられることで生地に生じるテンションが、微細振動ひいては付帯音の発生を防いでいるのだろう。

本モデルにおいては、ボタンやヒンジとの干渉を気にせず装着できた

洗って干してを繰り返してみたが、特に型崩れも起こさず開封直後のまま。メーカー推奨の方法(こすらず優しくもみ洗い、水気は手のひらで握りこむようにして絞る)に従えば、長く付き合えるものと納得した。コストパフォーマンスの観点からも、割のいい買い物になるはずだ。

MOMENTUM 4 Wirelessでは、何の準備もなく快適に使用できたmimimamoだが、機種によってはmimimamoの端をイヤーパッドの溝に入れる「ステルス装着」や、mimimamoのゴム部分を内側に巻き込む「ロール装着」などの工夫が必要となる場合もある。対応機種の情報が豊富なサポートページを事前に確認したうえで、自分の愛機への導入を検討してみてほしい。
(企画協力:フィフティスクエア)

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