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公開日 2023/07/21 06:30

同価格のアナログプレーヤー、買うならどっち?オーディオテクニカ「AT-LP60XBT」か「AT-SB727(サウンドバーガー)」で議論

据え置き型とポータブル型、どちらも良い
ファイルウェブ編集部
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最近、アナログレコードをコレクションアイテムとして集める方が増えているそうだ。たしかに、大きなジャケットは飾っておくだけでオシャレだし、好きなアーティストが限定盤としてリリースしたなら買っておきたくなる。

こうした状況において、同じく増えているのが「アナログレコードは持っているけどプレーヤーは持っていない」という方だ。コレクションアイテムとしての価値は、開封・再生すると下がると考える方もいるかもしれないが、レコードは再生してこそのもの。せっかく購入したのなら、その音を聴くべき!

では「アナログプレーヤーが欲しい」となったとき、その選択肢の多さに迷ってしまうことだろう。そこで、デザインがよく、手軽で、システムを揃えるのに多くの出費を必要としない、そんなモデルを探したところ、2モデルにまで絞られた。しかし、この2モデルが編集部内でも意見が分かれるため、決着がつかないのだ。お互いの主張をまとめてみた。


■あなたはどっち派? 2つのホワイトアナログプレーヤー



様々な条件をクリアして、オススメできるアナログプレーヤーとして選ばれたのはオーディオテクニカの2モデルだ。それぞれに似た機能性を持っているが、大きく違うポイントがある。それが「据え置き型」か「ポータブル型」かという点だ。

●据え置き型アナログプレーヤー「AT-LP60XBT」


アナログプレーヤーといえば一般的にイメージされるのがこちらのスタイルだろう。Instagramなどに投稿されているオシャレな部屋には、このスタイルのアナログプレーヤーが度々設置されている。今回、従来のブラックモデルに加えて、新たに同社公式オンラインストア限定でホワイトモデルが登場したことで、インテリアに馴染む選択肢が増えたのがポイントだ。



●ポータブル型アナログプレーヤー「AT-SB727」


ひと目でわかる面白いデザインが最大の特徴のモデル。レコードを挟み込む、という独特な再生方法によりこのシルエットを実現している。レトロなテイストだが、それもそのはず、オリジナルは1982年発売のAT727通称「サウンドバーガー」で、AT-SB727はその復刻モデルとなる。どこにでも持ち運べるポータブル性を備えているため、本機ならではのシステムの組み方が可能だ。






この両モデル、見た目はまったく違うものの、「Bluetooth対応」という点が共通している。Bluetoothスピーカーや完全ワイヤレスイヤホンなどに直接音をワイヤレス伝送できるため、「アナログプレーヤー」と「Bluetooth再生機」の2つだけでシステムが完結する。

いまの時代、ほとんどの方がBluetooth対応のスピーカーやイヤホン/ヘッドホンはお持ちだろう。その前提で考えれば、必要なお金はアナログプレーヤー代だけになる。そして実は、両モデルともに価格は23,980円(税込)。同じ値段設定だけに、余計に迷ってしまうのだ。

では、ここからは「AT-LP60XBT派」と「AT-SB727派」の意見がどんなものだったかをお伝えしていく。

AT-LP60XBT派 やっぱり「アナログプレーヤーを部屋に置く」って、それ自体が1つの価値だと思うんですよ。アナログプレーヤーそのものを見せたくなる。


AT-SB727派 それは分かるけど、そのスペースを確保するのって案外難しくないですか?サウンドバーガーだったら、プロダクトとしてのカッコよさと、省スペース性を両立しているので、よりアナログ再生を始めやすいです。

AT-LP60XBT派 サウンドバーガーだって、再生するときには据え置き機と同じくらいの場所は必要だから、あんまり変わらなくない?

AT-SB727派 いやいや、普段はコンパクトに収納しておいて、なんならフックにぶら下げておいてもいい。レコードを聴きたいときにはテーブルなどに持っていくようにすれば、「常にアナログプレーヤー1台分のスペース」を確保しなくていいわけです。


AT-LP60XBT派 常にアナログプレーヤーがあることが魅力なんじゃないですか。レコードのジャケットとアナログプレーヤーが並んでいるカッコよさって、本体があってこそ完成するし、そのためにはいかにもなルックスが必要なんですって。

次ページぶつかり合う意見

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