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Skullcandy、THX立体音響技術を搭載したフラグシップ・ワイヤレスヘッドホン「Aviator 900 ANC」
Skullcandy Japanは、Skullcandy(スカルキャンディー)ブランドから“Aviator(アビエイター)シリーズ”のフラグシップ・ワイヤレスヘッドホン「Aviator 900 ANC」を、クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGにて9月4日12時から先行販売する。
一般販売価格は59,800円(以下、税込)だが、プロジェクト開始から84時間以内は27%オフの43,654円で販売するキャンペーンも実施している。
Aviator 900 ANCは、透明なイヤーカップが特徴で、ファッション性と音質を両立したAviatorシリーズのラインナップとして登場。2010年以降久しぶりの後継機となった。型番にスノーボードのトリック名を採用するというSkullcandyブランド初となる試みを実施しており、今回は”900”という非常に難易度の高いトリック名を付け、フラグシップモデルであるという意味合いを強めている。
ドライバーには、40mmダイナミック型ドライバーを搭載しており、再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは36Ω、出力は119.4dB、全高調波歪率は1%未満(@1kHz)をマークしている。
Aviator 900 ANCの大きな特徴として、THXの立体音響に対応した空間オーディオおよびヘッドトラッキングを搭載。「THX Spatial Audio」として、自然で臨場感溢れるリスニング体験を実現するとアピールしている。
「THX空間オーディオ」では、360°に広がるイマーシブサウンドによって、上下左右の方向や距離まで感じられ、まるでライブ会場や映画館にいるような臨場感を味わえるとアピールする。
「THXヘッドトラッキング」では、視聴中の映像に合わせて顔を横に向けても、音の位置は元の位置で固定されて聞こえるため、頭の動きに沿って音の定位を表現できるため、とてもリアリティの高い音場空間を体験できることが特徴だ。
例えば、ヘッドトラッキングをオンにした際、画面部分から爆発音が再生されているシーンで頭を横に向けても、爆発音の場所はそのまま変わらない位置から聴こえてくるため、ヘッドホンを装着しているユーザーは、まるで実際にその場にいるかのような空間サウンドを体感できる。
操作面では、本体に4つの操作ボタンを配置。電源オン・オフ、ペアリング、THX/イコライザーなどの操作が可能で、併せてノイズキャンセリング効果を変更できるホイール、音量操作を担うジョイスティックを装備している。
右側の電源ボタン上部に本体の状態を示す画面があり、バッテリー表示、SA(THX Spatial Audioの略称)切り替えを目視できる仕様を導入している。
ノイズキャンセルや外部音取り込み、THX Spatial Audioは、専用アプリ「Skullcandy」で強さを調整できる。また、カスタマイズが出来るTHX/イコライザボタンの設定もアプリから切り替え可能。ほか、音の聞こえ方をユーザーごとに最適化するパーソナルサウンド「Mini」にも対応。
反転型のスイーベル構造を採用しており、ヘッドホン本体をコンパクトに折りたたむことが可能。汗や水に耐性のあるナノコーティングが施されているほか、付属する丈夫なトラベルケースに収納することで、製品を傷つけることなく持ち運ぶことができる。
連続再生時間は、約50時間(ANCオン)/約60時間(ANCオフ)、急速充電に対応し、10分の充電で約4時間の再生が行える。Bluetoothはバージョン5.3に準拠し、映像と音声のズレを低減する低遅延モードを搭載。マルチポイントに対応するほか、Bluetooth LE Audioもサポートする。
本体にUSB Type-C端子(充電用)、有線接続用の3.5mm 端子を装備。質量は約332g。































