公開日 2018/04/10 16:07

パナソニック、ハイレゾ/CD再生に対応したコンパクトステレオ「SC-RS60」

スマホで起動+操作できる「SC-HC300」も
編集部:伊藤 麻衣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックは、ハイレゾ再生にも対応する一体型オーディオシステム「SC-RS60」と、スリムなステレオシステム「SC-HC300」を5月中旬に発売する。価格はともにオープンだが、SC-RS60は35,000円前後、SC-HC300は20,000円前後での販売が予想される。いずれもカラーはブラック/ホワイトの2色をラインナップする。

■ハイレゾ再生対応一体型システム「SC-RS60」

「SC-RS60」(ホワイト)

「SC-RS60」(ブラック)

SC-RS60はCD再生、USBメモリー等からの音楽ファイル再生、ラジオ試聴に対応する一体型ステレオシステム。USBメモリー再生では、192kHz/24bitまでのハイレゾ再生が可能で、Bluetoothにも対応するほか、5枚分のCDを本体内のメモリーにリッピングしておける新機能「デジタル5チェンジャー」を備える。

本体前面にUSB端子を備える

ハイレゾ再生は最大192kHz/24bitのAIFF/FLAC/WAVに対応。もちろんMP3やAACなどの圧縮ファイルの再生にも対応している。Bluetoothは規格はVer2.1+EDRに準拠し、対応プロファイルはA2DP/AVRCPで、コーデックはSBCみの対応となる。

音質面では新たに、クリアで自然な音場を実現する「クリアサラウンド」と、圧縮音源の高域信号を補正する「MP3リ.マスター」を搭載。圧縮時に失われてしまった倍音成分をDSP処理により補正することで、MP3などの圧縮音源も高音質で楽しめるとする。また、コンデンサーをグレードアップすることで、電源ノイズの低減も実現したとする。

そのほか、CD5枚を本機に録音・再生できる「デジタル5チェンジャー」機能を搭載。好みのCDを入れて録音ボタンと、本体天面にある「お気に入りボタン」の「1」〜「5」のうち任意の番号を押すだけで録音される。録音データはその番号のボタンを押すことですぐに再生される。なお、録音は2倍速での録音にも対応。さらに、「お気に入りボタン」には好みのラジオ局を登録することも出来る。

「お気に入りボタン」は本体上部に配置

筐体は、剛性と自然な再生を実現するため、楽器のホルンをイメージしたデザインを採用。また、高さ107mmの低背設計を採用し、棚の中など高さ制限のある場所にも設置できるよう配慮した。

そのほか、内蔵メモリーに録音したすべての曲をランダムリピート再生できる「ワンタッチ・ミックスプレイ」や、お気に入りのサウンド設定で再生できる「マイサウンド設定」、タイマー機能なども搭載。また、ラジオ視聴では、AMラジオ番組をFM放送で聴けるワイドFM(FM補間放送)にも対応する。

■スマホで起動+操作できるスリムなステレオシステム「SC-HC300」

「SC-HC300」(ブラック)

「SC-HC300」(ホワイト)

SC-HC300は、同社のコンパクトステレオシステム“HC”シリーズにラインナップされた製品でCD、USBメモリー再生、ラジオ聴取に対応。USBメモリー再生の対応フォーマットはMP3のみ。Bluetooth機能を搭載し、スマートフォンなどに保存された音源を再生することもできる。Bluetooth規格はバージョン2.1+EDRに準拠。対応プロファイルはA2DP/AVRCPで、対応コーデックはSBCとなる。

新たな機能として、あらかじめ本機のAUX端子にChromecast Audioなどのデバイスを接続しておくことで、AUX端子の信号を検知して自動で電源をオンにし、セレクターも自動でAUXに切り替える「外部機器のかんたん再生」機能を搭載。従来はまず、付属のリモコンなどで本機の電源をオンにする必要があったが、本機能により、スマートフォンから電源をオンにしてそのまま操作することが可能になった。

「SC-HC300」付属のリモコン

本体サイズは、409W×198H×107Dmmとスリムなボディで置き場所を選ばない。スピーカーネットは、メタル素材を採用し、高級感を追求した。音質面では、スピーカー容積を効率化とマグネットの強化により、薄型ボディで不足しがちな低音再生の強化と、クリアなサウンドを実現したという。

“HC”シリーズならではのスリムボディ

そのほか、5種類から選べる「プリセットイコライザー」や、あらかじめ登録しておいたお気に入りのサウンド設定で音楽やラジオを楽しめる「マイサウンド設定」機能、タイマー機能を搭載。また、FMチューナーはFM保管放送のワイドFMに対応。ワンボタンでお気に入りのラジオ局が聴ける「プリセット機能」も搭載する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルミニコンポ
  • ブランドPANASONIC
  • 型番SC-RS60
  • 発売日2018年5月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格35,000円前後)
  • ジャンルミニコンポ
  • ブランドPANASONIC
  • 型番SC-HC300
  • 発売日2018年5月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX