PR 公開日 2023/11/08 06:30

JBLの“本気"が詰まった新作ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンBEST3はコレ! 本社マーケ担当を直撃!

ヘッドホン&ウェアラブルカテゴリ―のグローバルの責任者にインタビュー
プレミアムヘッドホンガイドマガジン編集部
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日本でベストセラー連発! イヤホン/ヘッドホンの分野でもますます存在感を高めるJBLから、2023年秋冬の新作が届いた。ここでは注目すべきアイテムを3つに絞り込んで本社マーケティング担当のミカエル・へルジェ氏(以下、ミカエル)に開発の裏側をインタビュー! ユーザーから人気を集めている理由が浮き彫りになった。


■2023年のベストセラーTOUR PRO2に新色追加



ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンJBL「TOUR PRO 2」。現行品のシャンパンゴールドとブラックに加えて、聴色(ゆるしいろ)と名付けられた日本限定仕様のピンクが発売される

───まず、VGP2023SUMMERでライフスタイル大賞に輝いた完全ワイヤレスイヤホン「TOUR PRO2」について、お伺いさせてください。日本での大ヒット、おめでとうございます! 日本のユーザーに受け入れられた成功の要因をどのように分析されていますか?

ミカエル 日本では2023年3月に発売が開始されて以来、ずっと好調なセールスが続いています。完全ワイヤレスイヤホンのユーザビリティを高めることが開発コンセプトで、世界で初めて、充電ケースにスマートタッチディスプレイを搭載しました。わざわざ操作のたびにスマホなどを取り出す必要がなく、イヤホンの充電ケースだけで、音楽再生操作やノイズキャンセリングを自在にコントロールできる、他の機種にはないメリット、その利便性が日本のユーザーに受け入れられた結果だと考えています。

スマートタッチディスプレイを充電ケースに搭載。スマホを取り出すことなく、アプリ「JBL Headphones」の多彩な機能を、直感的なタッチ操作で使いこなせる。音楽再生、音量調整、イコライザー選択、壁紙設定、自動再生&一時停止などが利用できる。また、ケースはワイヤレス充電にも対応している

───たしかに、充電ケースをリモコンにできると、たとえばサウンドモードの変更など、イヤホンのさまざまな機能を気軽に使えるようになって、想像以上の利便性を実感しました。

ミカエル このアイデアが生まれてから製品として完成させるまでに、実はとても開発に時間がかかりました。たとえるなら、充電ケースにスマートウォッチの機能を搭載するようなものでしたから。

───この秋、TOUR PRO2に新しいカラーが追加されました。採用された経緯について教えてください。

ミカエル ユーザーから暖色系のカラーを追加してほしい、というご要望をいただいていたこともあって、日本でのヒットを受けて、日本独自企画として追加されました。ベニバナで染められた淡い紅色で、伝統的な着物の定番色としても知られる「聴色(ゆるしいろ)」に仕上げました。すでに発売中のブラック、シャンパンゴールドも含めて、お選びいただけます。

「TOUR PRO 2」聴色(ゆるしいろ)¥OPEN(直販サイト価格 ¥33,000前後)

───TOUR PRO2について、実際の購入者や、これから購入を検討している方に対して、この機能やこの使い方はぜひ試してみてほしい! というアピールポイントがあれば、教えてください。

ミカエル スマホだけでなく、さまざまなデバイスと繋いで、音楽だけでなく動画やゲームも含めて、さまざまなコンテンツをTOUR PRO2で楽しんでほしいですね。特に動画を見るとき、充電ケースがリモコンとして使えるのは、とても便利です。いちいち動画を止めて設定を変える必要がありませんからね。とても細かいこだわりですが、充電ケースの裏面にすべりにくい素材を配置していて、電車や飛行機のテーブルに置いたときに設置面からズレにくいように工夫しています。

───なるほど、旅行に連れて行けるTOURシリーズとして、細部までこだわりが詰まっているのですね!

ミカエル そのほかユーザーの皆さんからの声を受けて、ソフトウェアアップデートで、充電ケースのディスプレイの壁紙が自由に変えられるようになりました。自分らしくカスタマイズする楽しさもあります。

───高価格帯の完全ワイヤレスイヤホンは、ライバルも多いと思いますが、現在そして今後において、JBLブランドはどのように独自性を出していきたいとお考えでしょうか?

ハーマンインターナショナルでヘッドホン&ウェアラブルカテゴリ―のグローバルの責任者であるミカエル氏

ミカエル 現在、JBLは3つの柱を大切にして、製品を開発しています。ひとつめは「Sound Experience」です。これまでJBLはSound Quality(音質)を大切にして製品を開発してきました。もちろん、これからもそれは変わりませんが、その比類ないサウンドをベースに、空間オーディオやヘッドトラッキング、ノイズキャンセリング、パーソナライズなどの音響技術を掛け合わせて、サウンドエクスペリエンスを高める取り組みが重要だと考えています。

ふたつめは「Universal Fit」です。人種や性別に関わらずひとりひとりの耳の形状の違いに対応できるイヤホン形状というだけでなく、シーンに合わせて選べる装着スタイルを提案することも重要なテーマと捉えています。

それから3つめは「Universal Play」です。デバイスに依存しない、という意味で、iOSなのかAndroidなのか、はたまたWindowsなのか、その違いによってユーザー体験が変わらないようなオーディオプロダクトであることも重要だと考えています。

周囲の環境ノイズにあわせて、リアルタイムで補正をかける高性能のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。さらに「JBL空間サウンド(SOUND SPATIAL)」、パーソナライズ機能「Personi-Fi2.0」など、確固たる高音質をベースに、音楽体験の質を高める音響技術が満載のハイテク仕様となっている

───新しいTOURシリーズに、進化したノイズキャンセリングだけでなく、アプリに多彩なEQ、「JBL空間サウンド」、「Personi-Fi 2.0」が実装されている理由がよくわかりました。装着スタイルを広げていきたいというお話も、後ほどお伺いする「SOUNDGEAR SENSE」の開発理由につながっていそうですね。

次ページ2年ぶりのフラグシップ刷新。ワイヤレスヘッドホン「TOUR ONE M2」に迫る

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