公開日 2016/04/25 10:00
ヘッドホンのバランス端子がついに統一? JEITAが規格化「5極φ4.4mmプラグ」の詳細を聞く
もうすぐプラグ/ジャックが量産開始
ヘッドホン/イヤホンファンのあいだでは、バランス接続によって音が良くなることは半ば常識となっている。バランス接続とは何か、なぜ音が良くなるのかということについては、高橋敦氏の連載記事で過去に紹介しているので、こちらを参照されたい。
この記事でも指摘されている通り、ヘッドホン/イヤホンのバランス駆動を行う際の接続端子は、各社が独自の端子や方法を採用しており、非常に複雑だ。アンプやプレーヤーとヘッドホン間のケーブルの組み合わせの種類も膨大になってしまう。
そんな状況がしばらく続いていたが、この3月に動きがあった。一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が、音楽鑑賞用ヘッドホンの規格「RC-8141C」を改正。新たに附属書として「ヘッドホン用バランス接続コネクタ」を規定したのだ。
そこで規定されたプラグは、φが3.5mmでも2.5mmでも、もちろん6.3mmでもなく、4.4mmという、これまでほとんど使われていなかったサイズ。さらにGNDを加えた5極1本のプラグだ。ピンアサインは先端からL+/L-/R+/R-/GNDとなっている。
規格の詳細や規格化の背景や経緯について、JEITAで規格策定に携わった、音響変換機器標準化グループ 主査の原毅氏に話を聞いた。
■規格化に至った背景とは?
まず原氏は、バランス接続の音質向上について初めて試した当時のことを振り返り、「最初は効果について半信半疑だったが、試してみると明らかに音が違う。これはすごいと思った」と語る。
一方で端子については、既存端子の流用が主流で、しかもメーカーごとにまちまち。これを原氏も問題視した。
「このままでは今後も独自規格端子が出てきてしまうのではないか、という不安がありました。接続互換性がない状況を放置しておくのは問題で、早急に標準規格を決めないといけないという危機感から、2014年11月に、JEITAの音響機器標準化グループへ提案しました。参加各社も問題意識は共通していたようで、出席者全員が賛成して規格化の検討を開始しました」と、そもそもの経緯を振り返る。
「規格が乱立する状況が続けば、音がよいバランス接続の、普及の妨げにもなりかねません。プラグの仕様を統一することで機器間の接続互換性を確保し、ユーザー様にバランス接続対応機器を安心してご購入頂ける環境を整えるというのが、今回の規格策定の目的です」。
この記事でも指摘されている通り、ヘッドホン/イヤホンのバランス駆動を行う際の接続端子は、各社が独自の端子や方法を採用しており、非常に複雑だ。アンプやプレーヤーとヘッドホン間のケーブルの組み合わせの種類も膨大になってしまう。
そんな状況がしばらく続いていたが、この3月に動きがあった。一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が、音楽鑑賞用ヘッドホンの規格「RC-8141C」を改正。新たに附属書として「ヘッドホン用バランス接続コネクタ」を規定したのだ。
そこで規定されたプラグは、φが3.5mmでも2.5mmでも、もちろん6.3mmでもなく、4.4mmという、これまでほとんど使われていなかったサイズ。さらにGNDを加えた5極1本のプラグだ。ピンアサインは先端からL+/L-/R+/R-/GNDとなっている。
規格の詳細や規格化の背景や経緯について、JEITAで規格策定に携わった、音響変換機器標準化グループ 主査の原毅氏に話を聞いた。
■規格化に至った背景とは?
まず原氏は、バランス接続の音質向上について初めて試した当時のことを振り返り、「最初は効果について半信半疑だったが、試してみると明らかに音が違う。これはすごいと思った」と語る。
一方で端子については、既存端子の流用が主流で、しかもメーカーごとにまちまち。これを原氏も問題視した。
「このままでは今後も独自規格端子が出てきてしまうのではないか、という不安がありました。接続互換性がない状況を放置しておくのは問題で、早急に標準規格を決めないといけないという危機感から、2014年11月に、JEITAの音響機器標準化グループへ提案しました。参加各社も問題意識は共通していたようで、出席者全員が賛成して規格化の検討を開始しました」と、そもそもの経緯を振り返る。
「規格が乱立する状況が続けば、音がよいバランス接続の、普及の妨げにもなりかねません。プラグの仕様を統一することで機器間の接続互換性を確保し、ユーザー様にバランス接続対応機器を安心してご購入頂ける環境を整えるというのが、今回の規格策定の目的です」。
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