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【連載】ガジェットTIPS

意外なものがWi-Fiアンテナに変身! 知っておくと便利な活用法

公開日 2022/06/23 06:30 海上忍
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いまどきのテレビやビデオレコーダーは、ネットワーク/LAN対応が必要不可欠。LAN経由でインターネットに接続しないことにはネット動画を楽しめませんし、スマートフォンとの連携もうまくいきません。

無線LANならすんなり問題解決できそうなものですが、設置場所によっては電波の受信感度が低くなり、データ転送速度が稼げず映像が途切れ途切れになる、といったトラブルを招くこともあります。

そんなときには、テレビやビデオレコーダーから離して"Wi-Fiアンテナ"を設置することを考えてみましょう。といっても、専用の外付けWi-Fiアンテナが販売されているわけでなし、ましてや汎用の外付けWi-Fiアンテナなどあるわけが...あるのです、見方を変えれば。

それは「無線LANコンバーター」。有線LAN対応の機器を無線/Wi-Fiで通信できるようにする、変換装置の一種です。この機器を見通しがいい/電波の届きやすい場所に設置し、テレビやビデオレコーダーの有線LANポートに接続すれば、実質的にWi-Fiアンテナとして機能するというわけです。

バッファローのコンバーター「WLI-TX4-G」。価格は5,000円前後

無線LANコンバーターの形状は、ルーター似だったり無線LAN中継機似だったりさまざまで、対応する無線LAN規格の違いによって速度差が出る可能性もありますが、価格も手頃で電波の受信感度対策には悪くありません。設置場所次第では、テレビ/ビデオレコーダー内蔵の無線LAN機能でネットワークにつなぐよりデータ転送速度を稼げるはずですよ。

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