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【連載】ガジェットTIPS

子供がテレビゲームをやり過ぎる…そんなとき役立つ、意外と知られてない機能

2022/03/28 海上忍
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子どもが朝からテレビゲーム三昧....ようやく手に入れた大人気ゲーム、夢中になる気持ちは理解できるものの、何事にも限度というものが。しばらく休憩してもらうために、一時的にゲームをつなげなくなるする方法はないでしょうか。

物理的にケーブルを隠すのもいいかもしれませんが、「入力スキップ」という方法があります。使用しないHDMIポートの表示を飛ばすという機能で、多くのテレビメーカーが採用しています。

長時間のテレビゲーム対策、どうしたら良い?

この機能を有効にしたHDMIポートは、以降ケーブルをつないでもテレビの入力切替ボタンを押したときに飛ばされる(選択できない)ようになるため、HDMI接続が必須のデバイスは事実上使えなくなるという仕掛けです。

しかし、このケースは入力スキップを有効にするだけでは不十分。いまどきのテレビは「HDMI機器連動機能」(対応機器間の相互連動動作を可能にする規格)にも対応しているため、たとえ入力スキップを有効にしていても、接続したHDMI機器側の電源オンが感知されればそのHDMIポートへ自動的に切り替わってしまうからです。テレビ→ゲーム機の順に電源を入れれば、他のHDMIポートへ入力切り替えしないかぎり当たり前に使えてしまうわけですから、意味がありません。

つまり、HDMIで接続する外部機器の利用を制限するつもりなら、「入力スキップ」の設定だけでは不十分、「HDMI機器連動機能」の無効化も必要になります。ビデオレコーダーの電源オンでテレビも連動して電源オン、といった使いかたはできなくなりますが、背に腹は代えられないもの、子どもに気取られないよう設定を見直してみては?

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