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電源タップ、差込口に「N」や「W」の文字が…どんな意味?

公開日 2022/03/23 07:00 海上忍
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壁にあるコンセントの数が足りないとき、電源コードがコンセントまで届かないときに活躍する「電源タップ」。電源オン/オフするためのスイッチが差込口ごとに設けられていたり、USBポートが用意されていたり、使って便利な付加機能が用意されていることもあります。

そんな電源タップの差込口付近をよく見ると...「N」や「W」の文字が。世にあるすべての電源タップにかかれている訳ではなさそうですが、決まって差込口左側付近にあることから、意味は同じなのかも? でもNとWでは意味が異なる? そのあたり、気になりますよね。

電源タップの差込口付近をよく見ると...

この「N」や「W」といったアルファベットは、接地(アース)側の極であることを意味します。NはニュートラルのN、Wは電線の白側を接地側とすることからWHITEのWという意味で、JIS規格(JIS C8303)で端子付近にどちらかを明示することが義務付けられています。

そしてコンセント左側・穴の長いほうが接地側、右側にある穴の短いほうが非接地側と定められているため、メーカーの考えで決めた「N」や「W」のどちらかが差込口左側付近にプリントされているというわけです。近くにある電源タップを確認してみては?

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