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ネット動画でみかける「AD」、どんな意味?

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海上忍
2022年01月13日
おうち時間を楽しもうとネット動画を物色していたら、お目当ての映画に「AD」のロゴが。英語(字幕、CC、AD)という表記から察するに、字幕やCC(クローズドキャプション、表示/非表示を切り替えできる字幕)の仲間かなという予想はできるものの、よくわからないまま放置している、という人も多いのではないでしょうか。

Apple TVアプリの画面(「AD」に赤丸を付けています)

このADとは「Audio Description」。脚本のト書きのように、「○○がスマートフォンを眺めている」とか「△△が無線のマイクに手を伸ばす」といった状況解説を副音声で流すことにより、視聴者の理解を助けます。主として視覚障害者向けの機能ですが、クルマを運転中の人など画面を注視できない状況の人にも活用されています。

ADと類似の機能として「SDH」があります。SDHは「Subtitles for the Deaf & Hearing Impaired」の略で、AD同様の状況解説を字幕で行います。ADが視覚障害者向けのアクセシビリティ機能だとすると、SDHは聴覚障害者向けの機能といえるでしょう。

Amazon Prime VideoやNetflixなどのネット動画サービスの多くは、ADやSDHのしくみをアプリに組み込んでいます。ただし、それらのデータを提供するかどうかはコンテンツ次第のため、利用できるのは比較的新しい映画/ドラマに限られます。

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