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【連載】ガジェットTIPS

ビデオ会議で“家の雑音”に困ってる? 外付けマイクで解決できるかも

公開日 2020/04/29 07:00 海上忍
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緊急事態宣言が発令されて以降、自宅で仕事する人が急増しています。「テレワーク」や「リモートワーク」といわれていますが、自宅にPCを置き、音声や映像で同僚と連絡を取りつつ仕事をすすめるスタイルに違いはありません。

単一指向性のモデルもあります(画像はサンワサプライ「400-MC015PRO」)

そんなテレワークについて情報交換すると、必ず話題にのぼるのが「周囲の雑音」。ふだん外で働くお父さん・お母さんには仕事部屋などありませんから、リビングの片隅に急ごしらえの仕事スペースを確保するのがやっと。犬が吠えたり家族がくしゃみをしたりするなかで、同僚に聞こえてやしないかと照れくささを感じながらテレワークに勤しむ光景は、 “テレワークあるある” のようです。

周囲の雑音はゼロにできないにせよボリュームを下げたい、少しでも生活の気配が伝わらないようにしたい、という場合には「マイク」の導入を検討してみては? PC内蔵のマイクで会話するときに比べ、多少なりとも改善されるはずですよ。

そのときチェックしたいのが「指向性」。大半のPCやスマートフォン/タブレットは、周囲の音をまんべんなく拾おうとする「全指向性」(無指向性)のマイクを内蔵していますが、BluetoothやUSBで接続するタイプの外部マイクの中には「単一指向性」のものも存在します。単一指向性のマイクを使えば、周囲の雑音は格段に拾われにくくなるのです。

単一指向性マイクは、正面の音ははっきりとらえ、それ以外の音は拾われにくくなる特長を持ちます。だから、利用するときはマイクの先を話者の口もとへ向けることがポイント。ヘッドホンとマイクが一体化した「ヘッドセット」と呼ばれる製品もありますから、必要に応じてチョイスしましょう。

テレフォンオペレーターが使うような、マイクを口もとに伸ばすタイプがベストですが、多くのヘッドセットは音声通話に特化したつくりですから、PC内蔵マイクより周囲の雑音が入りにくくなるはずですよ。

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