【連載】ガジェットTIPS

Bluetooth機器のペアリング、数字入力したりしなかったりするのはなぜ?

海上忍
2019年05月29日
Bluetooth機器の使い始めに必要な「ペアリング」。購入したBluetoothヘッドホンをスマートフォンやパソコンで利用するときの必須作業です。

しかし、Bluetoothキーボードをペアリングしたときには、数桁の数字を入力するよう促されたような……Bluetoothヘッドホンではノーチェックだったのに。同じBluetooth機器なのにどうして? と不思議に思うかもしれません。

Bluetoothヘッドホンのペアリングで「PINコード」を入力しなくていい理由は?

その理由は、対応するBluetoothの規格の違いにあります。Bluetooth 2.0以前は、4桁の確認用数値(PINコード)の入力を要求する方式しかサポートされていませんでしたが、Bluetooth 2.1以降は「セキュア・シンプル・ペアリング(SSP)」という仕様が拡張され、PINコードの入力なしでもペアリングすることが可能になりました。

Bluetoothヘッドホンには入力装置がありませんから、当然と思うかもしれませんが、その背景にはBluetoothの規格変更があったのです。

なお、Bluetooth 2.1以降では、ペアリングの正当性を確かめる方法としてPINコードにくわえUSBやNFCを使うことも可能になりました。

PINコードは6桁がサポートされ、安全性にも配慮されています。逆にいえば、NFCでペアリングできるデバイスや6桁のPINコードを求めるデバイスは、Bluetooth 2.1以降に対応していることがわかります。

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