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Apple Watchやめてません。使い続けている理由とは?

2016/04/05 編集部:風間雄介
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ハードウェアのデザインについても触れておくべきだろう。筆者が所有しているのはApple Watch Sport 42mm(ブラック)だが、デザインやサイズ感は結構気に入っている。とはいえ、かっこいい!と日々思いながら使っているわけでは、全くない。邪魔にならないデザインを好ましく思う程度だ。


ベルトをかんたんに付け替えられるのがApple Watchの特徴で、Appleによると3分の1のユーザーがベルトの付け替えを行っているそうだが、筆者はもっぱらブラックのスポーツバンドを使っている。だから、そういう使い方が満足度にどう反映するかはよくわからない。換えたいのだが、1つ1つが高すぎるのだ。ただ、最近発表された「ウーブンナイロン」は少し魅力的に感じている。

一方、装着感は結構よいと思う。とはいえ、もっと快適に装着できる通常の時計も多いだろう。

時計としての機能は、時計本体を傾けないとディスプレイが点灯せず、時間がわからないことに毎度閉口させられる。会議や打ち合わせのときなど、周囲に気づかれないように時間を確認することが難しいのだ。

結果、相手から視線は外さずに手を動かしてディスプレイを表示させ、消えるまでの数秒間にサッと目を走らせて時間を確認するという、ほかに全く応用の利かないムダなテクニックが身についてしまった。



悪いところばかりを書き連ねてしまったような気もするが、これでも抑えて書いたつもりで、ほかに欠点はいくらでも指摘できる。

とはいえ冒頭にも書いたように、実際に使い続けているのだから、何か気に入っている部分があるはずだ。

だが、いくら考えてもなかなか明確な答えが見つからない。長考してたどり着いた結論は「やっぱり単なる惰性」というものだ。身もふたもないが、これが実感だ。「ほかに良い時計を持っていない」というのも、使い続けている理由として大きい。

Apple Watchの前に使っていた機械式時計は、今になって思えば、重くてゴツかった。それよりはマシという感覚でApple Watchを使い続けている。

自信を持ってお勧めできる次期モデルは、果たして登場するだろうか。

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