ANCもLDACも、8千円台で!「HUAWEI FreeBuds SE 5 MAX」は日常使いの実力派
10mmドライバー搭載+LDAC対応で強化されたサウンド
続いては、いよいよサウンド面についてレビューしていこう。本機は、小さくて軽い筐体の中に10mm径のダイナミック型ドライバーを搭載する。そして、BluetoothコーデックはSBC/AACに加え、新しくLDACにも対応したのがポイントだ。
昨今、エントリークラスのイヤホンでもLDACをサポートするモデルが増えている中で、FreeBuds SE 5 MAXもしっかり対応してきた形となる。
今回は筆者の私物であるAndroidスマートフォンとLDAC接続し、Amazon Musicで配信中のUltra HD音源をいろいろと試聴してみた。
サウンドの第一印象としては、少々低域寄りながら低音自体は重くなりすぎず軽快で、全体にクリア感があり、バランスが良くて聴きやすい。8千円台という価格帯を考えたら十分なクオリティだ。
一昔前の低価格イヤホンにありがちだった、過度に低域を強調してドコドコ響かせるようなこともなく、楽曲の土台として存在感のあるビートが好印象。同時に高域が刺さるような不快感もないし、ボーカルの距離感も近すぎず遠すぎず、ちょうど良い。打ち込みと生音のハイブリッド感がある現代ポップスを聴きやすいサウンドに感じた。
個人的に楽しめたのは、今どきの日韓ハイブリッド・グローバルポップ系。KO1KEYZ「KO1KEYZ」(48kHz/24bit配信)を聴くと、低域のリズムに存在感がありつつも重くないサウンドが、ビンテージ感と洗練感を両立する楽曲の疾走感と相性が良い。左右に立体的に配置された一つひとつの音の空間性も感じられる。
上述の通り、低音でガンガンに攻めるタイプではないが、Kvi Baba「BPM feat. KREVA」(96kHz/24bit配信)のような打ち込み系のEDM曲を再生すると、シンセサイザーがクリアに広がり、真ん中で鳴るキックとベースは重すぎず、キレと存在感があって、そこに浮かぶフロウの心地良さも享受できる。どこか軽快さがありつつ、立体的な音の世界観が感じられるのが印象的だ。
ただ安いだけじゃない、“安心感とクオリティ”で選べる1台
今回、FreeBuds SE 5 MAXをじっくり試用して感じたのは、日常使いにおけるスキのなさだ。
軽やかな装着感に、最大80時間のロングバッテリー、優秀なアクティブノイズキャンセリング機能、そしてLDAC対応による音質強化。今どきのエントリークラスイヤホンに求められる要素を一通り押さえている。
冒頭でお伝えした通り、低価格帯の完全ワイヤレスイヤホン市場には多くの製品があふれているが、その中でもFreeBuds SE 5 MAXはただ安いだけではない。手頃な価格でありながら、HUAWEIというグローバルブランドの安心感と高いプロダクトクオリティを確実に入手できるのが最大の強みと言えよう。
初めて完全ワイヤレスイヤホンを購入する方はもちろん、仕事用や外出用のサブ機を探しているユーザーにとっても、間違いなく“安心感とクオリティ”の両方で選べる1台だ。

(提供:ファーウェイ)

