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PRCD再生や、テレビやスマホでのストリーミング再生を徹底試聴

伝統と現代性の融合。マランツ「CD 70」「MODEL 70」で楽しむリビングオーディオ最前線

公開日 2026/10/09 06:30 生形三郎
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TVでストリーミング再生。 明快で情報量のある音調。ネットワーク環境整備で音質向上も醍醐味

次にHDMI入力を使用し、Apple TVを接続してApple Musicから同じ音源をロスレスストリーミング再生してみた。

同じくピアノトリオ音源は、音の輪郭が明瞭で、前方にフォーカスが並ぶ積極的な音が楽しめる。ピアノのフォルテはアタック感が力強く、ウッドベースのソロも粒立ちが明快。ピアノの弱音に含まれるタッチの余韻まで鮮明に伝わり、細かな音まで届くような描写だ。

MODEL 70はHDMI(ARC)端子を搭載。192kHz/24 bit までのリニアPCM(2ch)の入力が可能。また、HDMIコントロール機能(CEC)にも対応し、接続したテレビと電源オンオフを連動させたり、テレビ側のリモコンで音量調整をしたりできる

ボーカルソースもシェイカーなど高域の輪郭が前面に現れ、歌い手の発音が明瞭。リバーブもボーカルと一体となって前方へ広がり、明快さを強調した音調となる。その分、リラックスした方向より緊張感や没入感を伴うが、情報量は豊富で、ネットワーク環境の整備で音質向上も期待できる。

テレビをソース機器とした再生としては十分な品質で、ミサ曲でも演奏者全体が迫るエネルギッシュな音像となり、鮮烈で躍動感のある表情を楽しめた。

テレビをソース機器にし、スピーカーにはDALI「SONIK 1」を組み合わせて試聴。音源はApple Musicのロスレスストリーミング

スマホでストリーミング再生。手軽ながら音の明瞭感は保つ

最後にGoogle PixelとBluetooth(aptX HD)で接続して再生。

ややエッジィな質感はあるものの、音の実体感や厚みの後退はわずかで、明瞭感を保つ。ボーカルはやや大きめの音像だが、発音の明瞭さや空間の広がり、リバーブ感も十分。

ピアノリオも楽器へのフォーカスは穏やかになるが、ピアノのタッチやブラシの質感を楽しめる。ミサ曲も空間性を保ち、滑らかな再生を確認。手軽な再生手段として楽しめる音質だった。

MODEL 70とGoogle PixelをBluetooth(aptX HD)で接続してストリーミング再生。MODEL 70の対応コーデックは、SBC/AAC//aptX HD/aptX Adaptive

伝統と現代性をバランスよく融合。リビングオーディオに最適

CD 70とMODEL 70の組み合わせは、マランツらしい円やかな音調を保ちながら、音像の輪郭や空間描写、細かなニュアンスまで明瞭に描き出す実力を備えている。スピーカーの個性も素直に引き出し、フィルターによる音の表情の変化も楽しめた。

さらにHDMIやBluetoothにも対応し、CDからテレビ、ストリーミングまで幅広い音源を一つのシステムで楽しめる。伝統と現代性をバランスよく融合した、リビングオーディオに適した組み合わせだ。

「今再び注目を集めるCDも、いつものストリーミングも、いい音で一つにまとめたい」。そんな願いに、CD 70+MODEL 70の組み合わせは、実に素直な答えを示してくれる。

(提供:ディーアンドエムホールディングス)

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