あえて“ディスクで聴く”という贅沢。デノン「DP-500BT」+「RCD-N12」で始める“エモい”音楽ライフ
ディスク再生システムはもう面倒じゃない! シンプルかつ本格的な組み合わせを提案
昨今、アナログレコードのブームが完全に定着し、若い世代を中心にひとつのエモいカルチャーとして再評価されている。お気に入りのジャケットを部屋に飾り、インテリアとして愉しむライフスタイルも素敵だが、その溝に刻まれた本物のサウンドを体験しないままなのはあまりにも勿体無い。とはいえ、レコード再生は構築するのにお金や手間がかかり、ハードルが高いという先入観を抱く人が多いのも事実だ。
そんな音楽体験のステップアップをためらっている人に提案したいのが、シンプルかつ極めて本格的なデノンの再生システムである。アナログディスクに針を落として音楽を聴くことへのハードルを劇的に下げつつ、趣味としての満足度を完璧に満たしてくれる。
さらに、推し活でコレクションしたCDや、普段スマホで聴いているサブスクの再生など多彩に音楽に親しめる現代的なパッケージがここにある。
デノン「DP-500BT」+「RCD-N12」のミニマルシステムで、レコードもCDもネットワークもOK!
核となるコンポーネントは、現代オーディオの機能美を見事に体現したデノンの2台だ。
アナログプレーヤーの「DP-500BT」は、洗練されたモダンな意匠に、同社が長年培ってきたアナログオーディオのノウハウを凝縮した注目モデルである。駆動系には安定した回転を支えるベルトドライブ方式を採用しており、美しいユニバーサルタイプのS字型トーンアームには、MMカートリッジが標準装備。購入してすぐに使えるのは有り難い。
特筆すべきは、ミドルクラスのプリメインアンプとして高い人気を誇る「PMA-1700NE」相当の回路技術を投入した高性能なフォノイコライザーを内蔵している点だ。これにより、外部アンプのライン入力へダイレクトに、歪みの少ない高純度な信号を送り出すことができる。
さらに、現代のライフスタイルに寄り添うように高音質コーデックaptX Adaptive対応のBluetooth送信機能も備え、深夜にワイヤレスヘッドホンでレコードを愉しむといった柔軟な使い方も可能。演奏終了時に自動でアームが上がるオートリフトアップ&ストップ機能を含め、初心者でも直感的に扱える親切設計を備えるのも実に嬉しい。
これに組み合わせるのが、ネットワークCDレシーバー「RCD-N12」である。CD再生はもちろん、独自のネットワークオーディオ機能「HEOS」によるストリーミングサービスやBluetoothのリスニング、ハイレゾ音源の再生、さらにはARC対応のHDMI端子によるテレビ音声の強化など、リビングのあらゆる音源をワンストップで担うオールインワン・システムだ。
コンパクトな筐体ながら、デノンの音響哲学が息づく65W+65W(4Ω)の高効率クラスDアンプを搭載し、スピーカーを力強く駆動する実力を備えている。
面白いことに、今回の2機はいずれも優秀なフォノイコライザーを内蔵している。今回はあえてプレーヤー側、すなわちDP-500BT搭載フォノ回路を活かし、RCD-N12のライン入力へと接続する構成を選択した。
このミニマムなシステムに、好みのスピーカーを組み合わせるだけで、ディスク再生の奥深さからスマホの手軽なワイヤレス再生までを網羅する、極めて多彩でスマートな音楽環境が完成するのである。

