アワード「VGP」でも高評価、BAドライバーで“会話が聞き取りやすい”「きこエールPRO」。集音器のメリットと同機ならではの工夫を徹底解説!
まず前述のアプリレス設計。使い始めにはスマホとペアリングしてアプリであれこれ設定して……みたいな手順は不要だ。充電ケースから出せば集音モードオン。あとは自分の聞こえに合わせて、イヤホン本体のタッチ操作で集音音量と左右個別の音量調整を行えばよい。

その操作方法についてウェブでなく紙の説明書を同梱というのも地味に嬉しい。もちろんお望みとあらばワイヤレスイヤホン的にスマホとペアリングして音楽を聴いたり動画配信を視聴したりもできる。こうしたケースでもBAドライバーによる高音域表現が役に立ってくれる。

ケースから取り出してから集音モードになるまでにはしばしの待ち時間があるが、それも意図的な設計。補聴器や集音器では“キー”とか“ピー”とかいうハウリング音が出てしまいがちでその抑制の仕方が設計における難しさとなっている。
しかし本機はそこに高度だが高コストな技術は投入せず、「ハウリングが特に発生しがちなケースから取り出して耳に入れるまでの間には集音モードをまだオンにしない」という単純な手法で十分な効果を確保。こういった工夫で導入しやすい価格が実現されているわけだ。
使いやすさの工夫は他にも。
電池残量は4つある大きめランプの光る数でおおよそ25%単位で把握できる。小さなランプの光の色が赤っぽく変わるといった微妙な変化よりもわかりやすい。

そのランプを点灯させるための背面ボタンにも工夫あり。ワイヤレスイヤホンのボタンは、デザイン的に目立たせない狙いからか、ケース表面とフラットにされている例が多い。対して本機のボタンは凸になっており、手探りでもボタン位置がわかりやすいし押し込みやすい。
耳の聞こえに不安を覚え始める年齢となれば、目の見えやすさや手先の器用さについても同じくとなりがちだろう。そこにも配慮されている。
きこエールPROこそ「集音器のど真ん中」
市場を見渡せばより多機能で高機能な集音器も多い。しかし「そもそもなぜ補聴器ではなく集音器なのか?」と考えると、あえて機能を絞り込んだ本機への納得感が強まり、その価値が見えてくるかと思う。この「きこエールPRO」こそ集音器のど真ん中、The 集音器と言えるのではないいだろうか。

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(協力:クロスブレイン株式会社)
