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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】AETのインシュレーター「SH-2014」、ウェットで艶やかな音調に

公開日 2026/03/23 06:30 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。3月は足元強化のインシュレーターを4機種ピックアップ。

最終回はお求めやすい価格の各種ケーブルやアクセサリーを展開する国産ブランド、AETの「SH-2014」をチェックしよう。

AET インシュレーター「SH-2014」(4,620円/4個セット/税込)

ほどよくウェットで艶やかな音

マグネシウムに比較して強度が約200%高い高強度2000系合金を素材とするインシュレーター、「SH-2014」。特定振動を防止する無理数の組み合わせで各部の寸法を決めることで素材の固有音を排除しているらしい。ネットワークトランスポートに給電するDCアダプターの元足の下に設置してQobuzで試聴してみた。

オーディオデザインのDCアダプターの足元に設置してテスト!

メタリックな外見から想像される硬くてきらびやかな音ではなく、ほどよくウェットで艶やかな音にしてくれるインシュレーターだ。S/Nもいい。

ケイティ・メルア「Piece By Piece」は冒頭で音場が静かになったことをはっきり感じさせる。ヴォーカルの質感に潤いがあり、エレキベースが伸びやかでストリングスにはほんのり艶がのる。

ハイ・ファイ・セット「卒業写真」はヴォーカルの密度感が増し、エレキベースがやはり伸びやかだ。そしてコーラスが肉厚である。音場は左右方向にはさほど広く拡がらず、スピーカー間に重点を置いた展開をする傾向がある。

「Hoist The Colours(Bass Singers Version)」は音場が静かになったことで、背後でうごめく風音が聴き取りやすい。この曲でバスヴォーカルがウェット気味になるのは珍しいことである。

非常に安価だが効果は確か。いいインシュレーターだ。

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