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AVIOT「TE-Q3R」レビュー! LDAC搭載で1万円前半の“ベストバランス”極小ノイズキャンセリングイヤホン

公開日 2026/03/04 06:30 折原一也
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ワイヤレス充電に新対応。小型だからこその装着感の良さも◎

まず実際に手に取ってすぐ気づくことは、イヤホン本体が極めて小さいということ。デザインとしてもミニマルを徹底しているだけでなく、耳の穴にすっぽりと収まる装着感である。

耳の中に全て収まるかのような付け心地

イヤーピースも背の低い極小サイズで、XS/S/M/Lの4サイズが付属。装着時に物理的な接地面積が最小限に抑えられているため、長時間装着していても快適だ。IPX4相当の防滴にも対応している。

4サイズのイヤーピースと充電用のケーブルが付属する

充電ケースも含めて超小型という設計思想で、指先でつまむように持てる。充電ケースの外観は多層塗装によるラバー仕上げかつ滑らかな光沢と、金属蒸着パーツなどを用いることでジュエリーライクな上質さがある。ブラックオニキス/ラピスブルー/レッドスピネル/パールホワイト/ラベンダージェイド/ピンクオーツの全6色展開で、ファッションやライフスタイルにも合わせやすい。

そして従来機からのアップデートとして大きな点のひとつが、ユーザーからの要望が最も多かったという「ワイヤレス充電」への対応だ。通常、ワイヤレス充電用のコイルや制御回路を実装すれば、充電ケースの大型化は避けられない事が多いのだが、TE-Q3Rのケースは前モデルから高さが少し伸びただけで従来の小ささを維持している。

充電ケースは指でつまめるほどの大きさ

実際に1週間ほど、ズボンのポケットに「TE-Q3R」を入れて持ち歩いてみたが、この “充電ケースのサイズを維持した” ことの恩恵は大きい。丸みを帯びたデザインに滑りにくさ、傷つきにくさといった実用面にも配慮した充電ケースは、ポケットの中での収まりが良い。また、ポケットから取り出す際に引っかかるというストレスも皆無だった。

また、USBケーブルを接続しての充電時は、約10分の充電で最大約90分再生できる急速充電にも対応。イヤホン自体は単体最大約11.5時間、充電ケース併用で最大約42時間の連続再生が可能だ。ケーブル端子はUSB Type-Cなので充電環境もスマホと統一しやすい。

Bluetoothはversion 5.3で、マルチポイントは2デバイス、マルチペアリングは8デバイスまで対応。スマホとPCの併用や、端末を複数持ちするユーザーほど利便性を実感しやすい仕様だ。

対応コーデックはSBC/AACに加えて、ハイレゾ相当のデータ量を伝送できるLDACまでカバーしている。LDACならSBCと比較して約3倍相当のデータ量で転送可能。対応端末ならコンパクトながら本格的な音質で楽しめるようになった。

通話用マイクは高性能MEMSマイクを片側1基内蔵。AI技術を活用したアルゴリズムの搭載により、話し声と環境ノイズを判別・低減してクリアな通話が可能だ。

アダプティブノイズキャンセリング性能レビュー:
「実用的な静寂の質」を担保

ノイズキャンセリングは、前モデルで採用されていた「アクティブノイズキャンセリング」仕様から「アダプティブノイズキャンセリング」となった。周囲のノイズを検出するフィードフォワードマイクと、耳の中に侵入してきたノイズを検出するフィードバックマイクの両方を活用。

ノイズキャンセリング性能向上のほか、周囲の騒音状況に応じてノイズキャンセリング強度を自動調整するアダプティブ機能によって、ノイズキャンセリングが強すぎることでの違和感なども生じにくくしてある。その性能を、日常的なシーンで検証した。

まず交通量の多い路上や電車内では、低域のロードノイズや走行音を効果的に低減。一方で、人の声や高域の環境音はあるものの、全体的なボリュームダウンは働き、実用的な「静寂の質」を確保していると言える。

ノイズキャンセリング、外音取り込みモードの設定はアプリから行う。イヤホン単体でそれぞれのモード切替が可能だ

外音取り込みモードについても、マイクの感度が良好で、自分の声が不自然にこもる感覚が少ない。駅のアナウンスなどイヤホンを外すまでもないシチュエーションで活用できそうだ。

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