【ミニレビュー】超ハイコスパ強化電源、オーディオファンの必携アイテム。トップウイング「DC POWER BOX」
明けましておめでとうございます。今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」、今年も毎週月曜日にお届けします。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年に引き続き、1月は「オーディオアクセサリー銘機賞2026」受賞モデルを重点ピックアップ。年始1発目は、昨年大躍進を果たしたトップウイングから、DCリニア電源「DC POWER BOX」をネットワークプレーヤーに繋いでチェック!
解像度が劇的に向上、音場の底がグンッと深まる
トップウイングのDCリニア電源「DC POWER BOX」はDC出力を1系統搭載したDCリニア電源である。内部には十分な電源容量を持つRコアトランスと必要最低限のレギュレーター回路を搭載している。出力電圧別に3モデル(5V、12V、19V)を展開する。
現物は写真からイメージしていたよりずっと大きく、ずっしり重い。付属する2.1mm/5.5mmセンタープラス、1mのDCケーブルでWattson Audioのネットワークトランスポート「Emerson DIGITAL」に繋いでQobuzで試聴してみる。
再生を始めた瞬間、音場の底がグンッと深くなったように感じる。ノイズフロアが顕著に低くなったのである。そして音楽が始まると音像に漲るエネルギー感の高まりに圧倒される。
「Hoist The Colours(Bass Singers Version)」はいかにも「電源をグレードアップした!」という変化で、音場がドッカーンと拡がり、低域が強力なこの曲を余裕たっぷりにパワフルに再生する。キャンバスが大きい、器が大きい、といった言葉がメモに並ぶ。
それだけではない。エッタ・キャメロン「You Are My Sunshine」は金属パーカッション、ミュートトランペット、ベース等々の各音像の解像度が劇的と言っていいほどに向上し、ハミングから始まるヴォーカルは厚みと立体感が段違いだ。
付属のDCケーブルから、トップウイングのアップグレードDCケーブル「DC Au Cable 2.1」に繋ぎ換えるとS/Nがさらに良くなり、質感にはほんのり滑らかさが加わり、音像が引き締まる。
この価格でこれほど高いパフォーマンスが得られるとは。導入する必要を感じるレベルの製品である。
