可愛いけど中身は“ガチ”! 最新サウンド技術満載のイヤーカフ型TWS「HUAWEI FreeClip 2」をレビュー
耳に装着してみて実感する、さすがの快適さ。Cブリッジの柔らかさと形状記憶合金の安定感が絶妙で、耳にしっかりフィットする。コンフォートビーンズも耳の凹凸に自然になじみ、長時間の使用でも耳への負担はほとんど感じられない。着けているのを忘れるほどだった。
確かにこうも着けている感覚がないと、万が一耳から外れてしまっても気づかない恐れがあるので、上述の通り、アプリから落下防止機能を設定できるのは安心ポイントかもしれない。ただ実際は、使っていて本体が落下するような状況は全くなかったことも付け加えておく。
また従来モデルから引き続き、本体の左右自動認識機能に対応するのも嬉しい。充電ケースから取り出して、何も意識せず耳にサッと装着できるメリットは、イヤーカフ型イヤホンを使う際の快適性を高めてくれる。
低音もしっかり楽しめるサウンド。自動音量調整も快適
冒頭でお伝えした通り、いよいよ市民権を得てきた感があるながら聴きイヤホンだが、最近は「ながら聴きといえど、それなりに音楽が楽しめるモデル」が登場してきている。このFreeClip 2も、確実にそのうちのひとつだ。
実際に音楽を鳴らしてみると、イヤーカフ型としてはかなり低音が出ていて、スカスカ感がなく、デュアル振動版ドライバーの実力を感じる。Creepy Nuts『Mirage』を聴くと、サウンドにちゃんとグルーブ感が漂っており、ボーカルも聴きやすくエフェクトの質感も伝わってくる。単にながら聴きのBGMではなく、音楽として楽しめる感じだ。静かな環境でビル・エヴァンス・トリオ『ワルツ・フォー・デビイ』を聴いたら、Lchのウッドベースがちゃんと “しなって” いて、会場の騒音も感じられた。
また、日常的にカフェや電車内、屋外の歩道など、様々な環境に持ち出して使ってみたが、どこでも快適に “良い感じのながら聴きサウンド” を楽しむことができた。というのは、おそらく「リアルタイム音量調整」機能が的確に働いているからだろう。
環境騒音に合わせて音量が自動調整されるわけだが、自然なコントロールのおかげで、実際はその機能を意識することなく、音楽を楽しめたという感じだ。確かに気づいてみれば、わざわざ自分で音量調整をするようなシーンはあまりなかった。
しかもコンフォートビーンズのスワイプ操作にも対応しているので、手動で音調調整したい場合でもいちいちスマホを取り出す必要はない。“ながら聴き” イヤホンとして、非常に心地よい使い勝手だ。
また、逆位相音響による音漏れ防止システムもしっかり効いているようで、静かな場所で “それなりに音楽を楽しめる音量” にしても、音漏れがかなり抑えられていたのも良い。
日常にハマる! “ながら聴き”に欲しい要素を網羅した一品
FreeClip 2は、見た目の可愛らしさは元より、音質や装着性でも大きく進化を遂げたながら聴きイヤホンだ。デニム風のカジュアルデザインにより、日常のスタイルに自然に溶け込み、長時間装着しても快適。NPU搭載AIプロセッサーと10.8mmデュアルドライバーによるサウンド性能&リアルタイム音量調整、そして精巧に設計された装着パーツなど、本機ならではの特徴が、日常生活のあらゆるシーンに馴染んでくれる。
通話性能や防水性能も向上しており、ながら聴きイヤホンに求めたい機能はほぼ網羅しているのもあり、日常にハマるイヤホンを求める人にぜひオススメしたい一品だ。

(提供:ファーウェイ)
