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アンカー「Nebula X1」全方位レビュー! 画も音も “最高峰” の革新的スマートプロジェクター

公開日 2025/05/22 15:00 折原一也
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映画館らしい”高画質! 圧倒的な高輝度と描写性能

Nebula X1の画質をチェックしていこう。

音元出版の視聴室・ブラック、完全暗室の環境下で「Nebula X1」を体験し始めると…、その画質性能は極めて優秀だ。

画質は100インチ投写で検証。なお100インチの投写に必要な投写距離は約2m

最初に投写したのはYouTubeで視聴可能な4K/HDRコンテンツ「Uzbekistan 8K」。8Kカメラで撮影された自然映像として屈指の高画質コンテンツだ。

映像は薄闇に浮かぶ塔という極めて高難易度のシーンからスタートするが、沈み込みつつディテールを残す暗所、そして眩しさを感じさせる明かりとネイティブコントラスト性能が冴える。屋外での人物、建物のシーンでは、3500ANSIルーメンの高輝度がもたらすHDR表現も圧巻の一言。

眩しさはもちろんのこと、シャドウ部の陰影の階調表現が実に豊かで、映像に確かな立体感を与えている。3色レーザー光源が可能にする広色域(Rec.2020 110%)と、Delta E 0.8以下という驚異的な色の正確さは伊達ではなく、ネイティブ4K解像度と相まって、あたかもその場にいるかのような強烈な没入感をもたらす。

実はNebula X1のスペックシートを受け取る前に製品の画質評価を始めていたのだが、特に建物のシーンでは映像のキレと画面の端々までの歪みのない高精細ぶりから、「この描写能力の高さ、もしやガラスレンズ採用なのでは?」と直感的に分かったほどだ。

画質モード選択画面。デフォルト設定は、搭載エンジンがフレーム毎に調整を行うNebulaMasterモード
そのほかの画質モードには、標準/ビビット/スポーツ/映画/ゲーム/会議に加え、ISFに準拠した画質モード2種類(Day/Night)を用意する

次に画質評価の定番ディスク「Spears & Munsil Ultra HD Benchmark」も視聴した。様々なテストパターンや高画質なデモ映像が収録されているが、特に印象的だったのはHDR表現のテスト映像だ。

このディスクはコンテンツの輝度設定を選択して表示できるが、Nebula X1では、一般的なHDRコンテンツで基準とされることが多い1000nits設定よりも、 4000nits設定で表示した際の実力が際立つ。

アイリス調整画面。自動調整モードのほか、5段階の調整ができる
壁色補正機能の画面。真っ白の投写面でなくとも、製品本来の色彩表現を最大限発揮する

続いてUltraHD Blu-rayの『トップガン マーヴェリック』を見ると、シネマライクな表現で期待通りの高画質。チャプター2の冒頭、僅かなディテールを残すシャドウの再現が素晴らしく、屋外は突き抜けた輝度感が画面全体から伝わる。映画館らしいと喩えたくなるような再現である。

ダークスター発進シークエンスでは、漆黒の宇宙空間と機体のメタリックな質感、そしてコックピット内の計器類の微細な光をダイナミックなコントラスト性能で再現。特筆すべきは管制室の暗部の安定感と階調表現の豊かさ。黒つぶれすることなく、シャドウ部分のディテールまでしっかりと視認できる。

なお、Dolby Vision制作の本作の場合、映像モードはDolby Vision Darkが最も忠実な形になるが、輝度性能を出し切る目的ではあえてDolby Vision BrightVividの設定で視聴してみても面白いだろう。

Dolby Visionに対応。画質モードは「ブライト」「ダーク」「ビビッド」から選択できる

サウンドもチェック! より臨場感あるシアター体験に

『トップガン マーヴェリック』を再生すると、プロジェクター内蔵スピーカーとサテライトスピーカーによる4.1.2chシステムのサウンドもその真価を発揮する。そのサウンドを一言で語るなら、映像と音が完全一致した、スクリーンの深度にマッチしたシアター体験だ。
サテライトスピーカーを設置した様子。画面の両脇に設置するスタイル

チャプター2の冒頭、繊細でスケール感ある音楽とBGMの空間的なスケールが大きく、特に奥行きが素晴らしい。特に低音はBGMを聴くだけでも音の深みが伝わるほどだ。

特筆すべきはセリフの明瞭度で、俳優たちの声のニュアンスも丁寧に描写する。音の質感の再現にも優れ、ダークスター発進シークエンスはBGMのリズムのダイナミズム、ジェットエンジンの轟音の空気感を見事に描く。物理的なリアスピーカーがないため、後方への明確な音像定位とまではいかないが、部屋を音で満たす空間表現としては十分すぎるほどだ。

サテライトスピーカー接続時、スピーカーの接続状況とバッテリー残量を投映した画面から確認できる
音声モードはムービー/音楽/アウトドア/カスタムから選択できる

次世代ホームシアターを象徴する革新的なスマートプロジェクター

Nebula X1は、アンカーがNebulaブランドで培ってきたスマートプロジェクターのノウハウを結実させたモデル。本格的なホームシアターに求められる高画質、高音質技術を高次元で融合させた、まさにフラッグシップと呼ぶにふさわしいモデル。

4K解像度、明るく色鮮やかな3色レーザー光源、深い黒と高いコントラストを実現するDLPデバイスと光学系、そしてDelta E 0.8以下の正確な色再現など、従来のスマートプロジェクターとは比較にならない画質だ。

そして、独自のワイヤレス4.1.2chサラウンドシステムは、設置のハードルを大幅に下げつつ、臨場感あふれる本格的な音響体験を実現するという、スマートプロジェクターならではの新たな価値提案も盛り込まれている。

「手軽な上、画質、音質も最高峰」という立ち位置を手に入れたNebula X1は、次世代のホームシアターの可能性を具現化した革新的モデルというべき存在だろう。 

 

SPEC

アンカー・ジャパン「Nebula X1
・プロジェクター
投写形式:DLP ●表示解像度:4K(3840×2160レンズ:光学ズーム・14層ガラス製レンズ光源:3色(RGB)レーザー ●最大投写サイズ:300インチ(投影距離が1.2 - 4mの幅に収まっていない場合、台形補正はマニュアルでの設定が必要 ●明るさ:3500ルーメン(ANSI騒音:約26dB ●内蔵スピーカー:15Wウーファー×25Wトゥイーター×2 ●主な入出力端子:HDMI×2基(eARC対応はうち1基)、USB Type-A入力×1基、USB Type-C入力×1基 AUX×1基 ワイヤレス:Wi-Fi5GHz/2.4GHz)、Bluetooth Ver 5.1 ●消費電力:最大240W ●外形寸法:約186W×246H×282Dmm(ハンドル除く) ●質量:約6.2kg

・サテライトスピーカー(1台あたりのスペック)
ドライバーユニット:20Wフルレンジ×4 ●連続再生時間:最大8時間/音量45%(再生可能時間は音量や音源によって異なる) ●遅延:25mz以下入力端子:充電用USB Type-C×1外形寸法:約265W×113H×78Dmm(脚部除く) ●質量:約1.5kg

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背面端子部
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天面の操作パネル
付属のリモコン
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ハンドルはワンタッチで出し入れできる

好評につき、本製品の予約販売および下記の特典は終了。今後の一般販売は6月17日(火)より開始される(6月3日追記)。

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