要注目の“日本人向け”高コスパながら聴きイヤホン登場! Baseus「Eli 15i Fit」の音質に迫る
実際に装着してみると、なかなかに快適。スッとスピーディーに装着でき、耳周りの肌触りも快適。2 - 3時間装着し続けてみたが、全く不快感を憶えず。音楽が聞こえていなければイヤホンを装着していることを忘れそうなくらいだった。
オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンというと、装着感の快適さとトレードで音漏れが気になるところ。いろいろと試してみたが、音漏れは最低限で、それほど気にならないレベルだった。電車内でも音量を小さめにすれば周りに迷惑をかけずにすみそうだ。
LDACで試聴。Jポップやアニソンと相性抜群!
さて、肝心のサウンドはいかなるものだろう。Androidスマートフォン(Nothing Phone(2))とLDACコーデックで接続して試聴をおこなった。
ドライバーには、16mm径の軽量・高剛性のコンポジットダイアフラムを搭載。マグネットは高磁束密度ネオジム磁石を採用する。
一聴して驚いたのは音の近さだ。オープンイヤー型はそのスタイル故に音源が遠くに聞こえBGM的なサウンドになってしまいがちだが、Eli 15i Fitはまるでカナル型イヤホンで聴いているくらい、というのはオーバーかもしれないが、それに近い明瞭さをもつ、耳までしっかりと届くダイレクトなサウンドが楽しめる。
特にヴォーカルは距離感が近く、それぞれの歌声の特徴がしっかりと伝わる。特に女性ヴォーカルが楽しく、ハイトーンのサラ・オレインからハスキーなAimerまで幅広くいい。星街すいせい『もうどうなってもいいや』は演奏も含めて良好。
米津玄師『Plazma』も(ヴォーカルの低域の付帯音はもう少し欲しいものの全体的には)ピッタリ。音質的には最新Jポップやアニソンなどとの相性は抜群だった。さすがにフルオーケストラは音が遠くBGM的な聴き方になってしまうが、LDACコーデックのおかげか音質的な不満はない。総じて、なかなかに魅力あるサウンドといえる。
このように、Eli 15i Fitは快適な装着感を持ちつつ、音質的にも満足度の高い製品に仕上がっている。1万円以下という価格設定は、かなりのハイコストパフォーマンスと感じた。多くの人にオススメできる、良好な製品だ。
(提供:Baseus)
