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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】スーパーコンピューターの内部配線材第3弾!Architectura「K3 USB」

公開日 2025/04/28 06:30 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。タイムロードが仕掛ける自社ブランドArchitectura(アーキテクチューラ)より、スーパーコンピューターにも活用される高性能導体を活用した第3弾ケーブルが登場。USBケーブル「K3 USB」の音質はいかに?

Architectura USBケーブル「K3 USB」(93,500円/1.0m・税込)端子はUSB-A to B

静かさをグッと増した音場に楽音が展開

Architecturaブランドのスピーカーケーブル「KEI」「K2」と同様に、スーパーコンピューター「京」の内部配線材を採用するUSBケーブル「K3 USB」。銀コートを施した高純度銅線をジュンフロンでタイトに包んでいる。両端のプラグは同ブランドオリジナルらしい。PC・DAC間に繋いでAmazon Musicで聴いてみた。

PCとUSB-DAC間の接続に使用

シヴァート・ハイヤム「Blown Away」は男声ヴォーカルがきめ細かい! そしてノイズフロアが非常に低い! 音場の奥行は深く、ギターの音像はクッキリ明瞭。リヴァーブを実に精密に解像する。しかしハイ上がりではまったくない。子音は耳に刺さらない。

マランツのSACDプレーヤー「SA-10」(マランツ独自のMMMディスクリートDAC搭載)をDACとして使用

ミケーレ・ラッビア「Nimbus」では金属を擦る音が鮮度を高めているがやはり耳には刺さらない。静かさをグッと増した音場に、音色濃くエネルギー感・密度感・重量感も高い各楽音が展開するので、コントラスト効果で楽音の生々しさが凄い。ちょっと怖いほど。

「K3 USB」、素晴らしい。

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