PRMOMENTUM最新モデルの魅力とは?
ゼンハイザーでしか味わえない魅力がある。旗艦ワイヤレス機「MOMENTUM 4 Wireless / True Wireless 4」徹底レビュー!
今回はiPhone 16 Proとペアリングして聴いた。なお、本機はクアルコムのSnapdragon Soundの要件を満たすワイヤレスイヤホンだ、同じSnapdragon Soundに対応するAndroidスマートフォンなどに組み合わせると、aptX Adaptiveによる最大96kHz/24bitのハイレゾワイヤレス再生や、aptX LosslessによるCD音質の非圧縮ワイヤレス再生が楽しめる。
Silk Sonicの『Leave the Door Open』はスケールの大きな音場を描き出す。ボーカルの繊細な表情、楽器の音色を素直に響かせる。ピュアで意図的な加色のないチューニングはMOMENTUMシリーズの真骨頂だ。
MISIAの楽曲『逢いたくていま』の熱いボーカルが鼓膜をヒリヒリと刺激する。余韻はきめ細やかで温かい。好きなボーカリストの楽曲をすべて本機でゆっくりと聴き直してみたくなる。
MOMENTUM True Wireless 4もリスニング環境に合わせてリアルタイムにANCの効果を最適化するアダプティブノイズキャンセリングに対応している。また「風切り音の防止」機能も優秀だ。
ユーザーのリクエストを受けて、ゼンハイザーは「Smart Control」アプリに可能な限り新しく便利な機能をアップデートにより追加してきた。最新バージョンのソフトウェアにはLE Audioのブロードキャスト機能である「Auracast」も揃った。
本機は左右イヤホンのノズル内に高性能なマイクを載せて、独自のアルゴリズムにより通話音声のノイズを低減するリダクション機能も搭載する。こちらも最新バージョンのソフトウェアで通話音質を向上した。筆者もオンラインでインタビューの際に試して、通話の相手に「とても声が聞きやすい」と評価してもらった。
また、本機もMOMENTUM Wireless同様のロングバッテリー性能を実現。本体単体で最長約7.5時間、充電ケースとの併用で最長30時間再生が行えるほか、8分間の充電で1時間再生が可能な高速充電機能も備えている。前モデルでは最長約7時間、充電ケース併用で最長約28時間再生だったところからバッテリー性能が向上し、より安心して使えるようにもなった。
2025年もBluetoothイヤホン・ヘッドホンのプレミアムモデルが各社から出揃い、賑やかに盛り上がりそうだ。ゼンハイザーがシリーズの誕生から10年以上、真摯に原音を探求してきたMOMENTUMの最新モデルは競争の先頭を走り続けるだろう。
(提供:Sonova Consumer Hearing Japan)




