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ポータブル&4K&超短焦点!XGIMIの個性あふれる人気プロジェクター3モデルを一斉レビュー

2022/11/28 海上 忍
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それでは実際に視聴してみる。Prime Videoで配信中の『力の指輪』第1話のオープニングシーンでは、HDRらしい輝きがインパクト大!フルHD解像度ながらナチュラルな繊細さがあり、自然に解けそうな少女の髪が印象に残る。XGIMI独自の画像エンジンシステム「X-VUE 2.0」の効果か、鮮明さも際立つ映像だ。


ヘッドフォン出力など各端子も装備
音質は、セリフの聞き取りやすさが好印象。さらに、ヘッドフォン出力があるから、夜間の視聴にも対応できるところも嬉しいポイントだ。

またHDMI端子も備えており、Blu-rayディスク再生も可能。映画『フォードvsフェラーリ』では、レース本番の場面で、5W出力と小さいながらもパワフルな低音を聴かせてくれる。約100インチの大画面を完全にカバーするほどの音圧とはいえないものの、エンジン音には説得力があり、モバイルプロジェクター内蔵スピーカーの音としては、高いレベルにあることは確かだ。

自動調整機能でカンタン設定!ブランドらしさ全開の4K/HDRモデル「HORIZON Pro」



XGIMIらしさをもっとも感じさせるモデルが、この4Kホームプロジェクター「HORIZON Pro」だ。


「HORIZON Pro」197,890円(税込)
Android TV/Google Play対応によるコンテンツの充実はもちろん、HORIZON Proもまた、オートフォーカスや自動台形補正、インテリジェント障害物回避などの映像設定をアシストする機能が豊富に用意されている。設定の甘さが映像品質として如実に現れる4Kモデルなだけに、その利便性を痛感する。


自動台形補正など映像設定が手軽に行えるアシスト機能も魅力
特筆すべきは、2200ANSIルーメンという明るさと、AIによる自動明るさ調整だ。内蔵センサーで障害物や周囲の明るさを検知して輝度を自動で調整するから、明るい場所でも鮮明な映像を楽しめる。もちろんHDR10/HLGをサポートし、DCI-P3カバー率110%という色再現性の高さもアドバンテージだ。


明るさは2200ANSIルーメンとXGIMI史上最高スペックを実現
サウンド面では、専用開発されたHarman/Kardon製の8Wスピーカーを2基内蔵する。DTS Studio Soundもサポート、これ1台で立体感のある3Dサウンドも再生できてしまうという充実ぶりだ。


DTS Studio Soundもサポートし、各音響設定も可能
それでは映像をチェック。HORIZON Proで観る『力の指輪』は、より明るく輝きが力強い。ピークもしっかり表現、ともすれば飽和しそうなシーンもそつなくこなす。風になびくブロンドヘアーは、4K解像度ならではの細さで、白い服も遠目に起伏がわかるほど精細感がある。暗部もつぶれることなく、階調感がある。映像エンジン「X-VUE」の効果か、4K/HDRらしい絵作りに呼応する緻密な描画だ。

UHD BDで見る『フォードvsフェラーリ』では、そのサウンドに目ならぬ耳が向いてしまう。8Wフルレンジ×2基というシンプルなスピーカー構成だが、そこはHarman/Kardon製、意外なほど野太いエンジン音を聴かせてくれる。100インチ超の大画面にも迫力負けしない、アクション映画も十分楽しめる水準に仕上がっている。

大画面にも迫力負けしないサウンドを響かせる

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