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デバイスが進化したらさらにすごそう

無料公開中の「FANZA 8K VR動画」をマジメにレビューした

2022/09/10 風間雄介
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いつか出るだろうとは思っていたが、ついに出てしまった。デジタルコマースが提供する「FANZA動画」の8K VR動画のことである。

さっそく当サイトでもニュースとして紹介したところ、膨大なPVが出て、相変わらずみなさんご興味おありですね、と感じ入った次第だ。

当サイトを古くからご覧の方はご存じの方もいるかもしれないが、こういった新フォーマットの大人向けコンテンツが出るたび、その有用性を確かめるべく、レビューを続けてきた。古くは3D、VR、4K。いろいろやってきたのでよく覚えていないが、とにかく節目節目で記事を書いてきた気がする。

そしてこの伝統(?)を引き継いでか、PHILE WEBの現編集長である押野も、ASMRなど音方面を中心に活躍。「えっちなイヤホン」の実力を確かめた記事などが大きなアクセスを集めた。

そんななか登場してしまった、今回のFANZA 8K VR動画。4K相当の画質から8K相当の画質へとスペックがジャンプアップしており、コーデックも変わっているようだ。これは看過できない。胸の高まりが収まらない。ごくシンプルに言うと、体験してレビューしたい。

「かつてないリアル感」というワードに心躍る

こんなことをやっている場合ではない



だが、ふと我に返る。私はいま、この会社の代表を務めている。妙な記事を書いたら、日々、偉そうに訓示を垂れている説得力が地に落ちる。取引先から冷笑されるかもしれない。8K VR動画を見る前に、BSやPLをしっかり分析し、KPIはこれでよいのか点検しつつ、今後の経営戦略を練るべきなのだ。

さらにいうと、私には思春期を含めた息子が3人いる。彼らはこのサイトの存在も知っている。今回の記事を見て白眼視されることも覚悟すべきで、そうなったら、家庭内での肩身がさらに狭くなる。教育上どうなのかという論点もある。

…この手のレビューを書くときは、こういった言い訳から出発することが多いのだが、今回は事情がいろいろ重なり、わりと少し、本気で心配している。

そこで、虎の威を借りるわけではないが、今の私の心境と重なる文章を引用し、自らの背中を押したい。スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」最後の一節だ。

Gatsby believed in the green light, the orgastic future that year by year recedes before us. It eluded us then, but that's no matter - tomorrow we will run faster, stretch out our arms farther... And one fine morning - So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.

ギャツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく、陶酔に満ちた未来を。それはあのとき我々の手からすり抜けていった。でもまだ大丈夫。明日はもっと速く走ろう。両腕をもっと先まで差し出そう。……そうすればある晴れた朝に−−  だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも。(訳:村上春樹)


さて、名文を写してタイピングしていたら、胸のつかえも少し取れ、困難があっても前へ進まねばという気分が高まってきた。それではなるべくマジメに、問題の「FANZA 8K VR動画」に迫っていきたい。

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