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自宅が「映画館の音」になるサウンドバー! ソニー「HT-A7000」の臨場感と迫力

2022/04/15 折原一也
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例えば、ドルビーアトモス音声を収録している4K UltraHD Blu-ray『ボヘミアン・ラプソディ』のライブ・エイドのシーン。上空を俯瞰するカメラからステージに寄るシーンでは、観客の歓声が前方からグッと迫り、そして自分の中を突き抜け背後に広がっていく。自分の後ろにスピーカーを設置していたのかと勘違いして思わず振り返ってしまうような感覚だ。完璧な音の移動と音場の広がり、歓声の声ひとつひとつまで粒立って聞こえる情報量……どこを聞いても素晴らしい表現力を持っている。

取材時のようす

クイーンのライブパフォーマンスの再現も素晴らしい。しっかりと前方にステージが再現され、フレディ・マーキュリーの歌声やピアノ、ブライアン・メイのギター、ジョン・ディーコンのベース、そしてロジャー・テイラーのドラムが臨場感たっぷりに響く。フレディの歌声は非常にリアルで生々しい。背後からは観客の大歓声が包み込み、まさにライブ会場にいるかのような臨場感を味わえる。

「HT-A7000」側面

次に、同じくドルビーアトモスで音声を収録している『アラジン』も鑑賞。

まず魔法のランプが眠る洞窟に足を踏み入れるチャプターは、洞窟内で反響する音の広がりが、視聴室を超えた“洞窟の広さ”になっていることに感激。飛び回る魔法のカーペットの移動感も、視聴者である自分の耳元、頭を抜けて背後にまで回っていく。

ウィル・スミスが歌う『Prince Ali』とともに届けられるアラジンの入城シーンでは、ドラム隊が響かせるリアルで重厚で、そしてライブな音が部屋中に広がる。パレードの喧騒も非常に立体的な音場で、真横を超えて後ろまで広がっていく。コーラスもまるで音に包み込まれるようだ。

前面にはディスプレイも装備。もちろん消灯可能なので映画やテレビ鑑賞中の邪魔にならない

■HT-A7000は「まさしく映画館の音」

また、音声が立体音響ではない作品の表現力も高い。英語音声をDTS-HD Master Audioで収録している映画『テネット』の冒頭オペラハウス襲撃のチャプターを視聴しても、銃声が遠くで響く音空間の広がり、強めの音圧のある緊迫感あるBGMまで、まさに劇場級の再生クオリティだ。

実際の音の出処を確かめようと「HT-A7000」に耳を近づけてみても、たしかにそこにサウンドバーがモノとして置かれているのだが、音場としてはスピーカーの存在を完全に消し去っている。

また、イネーブルドスピーカーとビームツイーターというリアルな音を放出する技術により、サラウンド音場のスイートスポットが広いことも特筆したい。これは家族の集まるリビングでエンタメを楽しむ際に大活躍するポイントだ。

そして、前述のように本機はブラビアの内蔵スピーカーをセンタースピーカーとして協調させることでさらにパワーアップする「アコースティックセンターシンク」にも対応。実際に同モードを試してみると、台詞の存在感、実体感が向上するのを実感できた。

なお、「HT-A7000」単体での音場感はかなり完成度が高いので、「アコースティックセンターシンク」対応ブラビア以外のテレビでも充分に本機の魅力を味わえるだろう。コンテンツや好みによっては、対応ブラビアとの組み合わせでもあえて使わないという選択肢もアリかもしれないと思うほどに製品単体の完成度が高い。

ソニー「HT-A7000」を体験すると、サウンドバーは映画館を“簡易的に”再現するものという考えは吹き飛ぶことだろう。「HT-A7000」の音はまさしく映画館の音だし、スピーカーの存在が消えるようなセッティングは、そう再現できるものではない。

60インチクラス以上の大画面テレビを購入するかた、所有しているかたは是非ともソニー「HT-A7000」の購入を検討してほしい。

(提供:ソニーマーケティング株式会社)

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