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【PR】VGP2期連続金賞「TW-5100」もチェック

心地よさを極めた完全ワイヤレス、GLIDiC史上最小モデル「Sound Air TW-4000」レビュー

公開日 2021/07/16 06:30 高橋 敦
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シリーズの持ち味を堅実にアップデートした「Sound Air TW-5100」

もう一方の「TW-5100」は “TW-5000シリーズ” の最新モデルであり、前述した「既存モデルをさらにブラッシュアップ」の方に当たる。VGPではひとつ前のシーズンから登場のモデルだが、そこから2期続けての金賞受賞というバリバリの現役モデルだ。

TW-5100はブラック/ホワイト/ライトブルーの3色をラインナップ

位置付けとしては「エントリークラスかつスタンダードモデル」と言える。カナルワークス監修のイヤホン形状で装着感と遮音性を高め、外音取り込みを搭載し、十分にコンパクトで、それでいて連続再生時間は本体8時間+充電用ケース込みで28時間を確保。IPX4防水、イヤホンを探すTile機能といったところもさらっと押さえてある。音質周りでは高音質コーデックaptXへの対応もポイントだ。

カナルワークス監修のイヤホン形状や誤操作しにくい物理ボタンなど、ブランドのこだわりを随所に備える

また、これはTW-4000にも共通することだが、ケースのバッテリー残量を示すLEDはケースの外側に設置している。開け閉めのとき自然と目に入る配置で点灯するので、ユーザーは開け閉めのたび自然とバッテリー残量を把握できる。前述の物理ボタンへのこだわりなど、こういった使い勝手への細かな配慮もGLIDiC製品の価値のひとつだ。

そしてサウンドは、素直なバランスと適度なシャープネスが持ち味。これまでGLIDiCが得意としてきた音作りをさらに進化させたサウンドだ。

星野源「不思議」は、現代的なクリアさとビンテージなアナログ感のバランスをややクリアさに寄せる印象。空間全体も、声や息遣いも、すっきりとした見え方、届き方だ。音と音の間に適度な余白が残され、それぞれの音の配置も際立つ。

BTS「Butter」では、リズムのキレの良さが印象的。腹や腰に響くローの響きよりも、スネアのスパンッという抜けの気持ちよさが先に来る。またボーカルのコーラスやエフェクトもよりシャープにクリアに、より効果的に描き出される。この曲では場面が進むごとにコーラスの配置やエフェクト処理で空間の広がりが強調されていくが、このイヤホンの音作りだとその広がりを特に感じやすい。世界がパッと広がるような瞬間の爽快感をより強く味わえる。

以上がTW-5100のポイントなわけだが、これらの特徴的な要素の多くは従来の“TW-5000シリーズ”から受け継いだもの。“TW-5000シリーズ”は、GLIDiCのエントリー&スタンダードラインとしての明確なコンセプトをキープしつつ、確実なアップデートを続けている。だからこそTW-5100は、定番シリーズの安心感と最新モデルの機能性を兼ね備えるアイテムであり、はじめの一台にオススメできる。

従来モデルが積み重ねてきたポイントをしっかりと受け継ぎ、かつブラッシュアップしている

(提供:SB C&S株式会社)

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