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ラジオとしての使いやすさが好印象

ラジオ好きが今買うならこれじゃね? JVCのBluetooth内蔵ラジオ「RA-C80BT-B」をレビュー!

公開日 2021/02/24 06:30 高橋敦
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ラジオは「ながら聴き」に適したメディアと言われ、それ故に室内でも様々な場所で聴きたくなる。「寝ながら」なら寝室のサイドテーブル、「料理しながら」ならキッチンのカウンターなどだ。このラジオの「どこにでも置けるコンパクトさ」はそこで力を発揮してくれる。

イヤホン端子とラインイン端子も装備

それに「電波の届きがよい場所を探すために室内のあちこちに持ち歩く」なんて伝統ムーブも決めやすい!

次に注目してみてほしいのは、そのコンパクト筐体のトップ面だ。

一般的なBluetoothスピーカーだと再生とスキップ、音量などの最小限のボタンしかなく「細かな操作はスマホで」という感じだが、こちらにはより多くのボタンが、押しにくくはならないよう整理され配置されている。ラジオを聴く際の操作を「単体で」「快適に」行えるようにだ。

天面部に各種操作ボタン類を配置

実際に使い始めたなら、特に頻繁、そして便利に使うことになるのは1・2・3・4のプリセットボタンだろう。本機は20局をプリセット記憶できるが、その先頭1〜4番の局を直で呼び出せる。

相当ヘビーなラジオリスナーでも、習慣的に聴取するラジオ番組の放送局は数局に収まるのでは? それを登録しておけばOKだ。

そして「アラーム」ボタンの機能は名前の通り。本機は時計機能も搭載しており、指定時刻にラジオを受信開始、またはブザーを鳴らすこともできる。ディスプレイの時刻表示と合わせて目覚ましクロックラジオとして活用するもよし、帯番組を習慣的に聴取するために使うもよし、だ。

また、そもそも価格のお手頃さもラジオというメディアの雰囲気にフィットしているかと思うが、そのためのコストダウンも、使いやすさを損ねないよう合理的に行われている。

次ページこの収まりのよさ、やっぱり間違いない!

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