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CDリッピング用途の「筆頭候補」! パイオニア製外付けBDドライブ最新機「BDR-X12J-UHD」「BDR-X12JBK」の魅力

2020/03/12 山之内 正
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PureReadはディスクの状態に合わせて最適な読み取りアルゴリズムを選び、読み取り精度を高める技術で、BDR-X12J-UHDではその最新バージョン「PureRead 4+」が動作する。姉妹機BDR-X12JBKが積むPureRead3+との違いは、後者が複数のアルゴリズムを切り替えてリトライを繰り返すのに対し、前者は複数の読み取りアルゴリズムを同時かつ協調的に動作させ、読み取りエラーの発生を抑えることにあり、さらに読み取り精度を高める効果が期待できるという。また、従来のPureReadよりも処理の単位を細分化することによって、パラメーターをきめ細かく最適化できることにも注目したい。PureReadは世代を重ねるごとに着実な進化を遂げているのだ。

より高精度なデータ読み取りを行う独自機能「PureRead」。上位機BDR-X12J-UHDは「4+」、スタンダードモデルBDR-X12JBKは「3+」を搭載している

前述のとおり本機はPCレスでのCDリッピングも行えるわけだが、もちろんこの場合でもPureReadが適用される。高精度に読み取った楽曲データをスマホへ直接保存できるのだ。

Androidアプリ「Wireless Hi-Res Player Stellanova」を利用すればPCレスでのリッピングも可能。高精度に楽曲データをリッピングできることはもちろん、Gracenoteから作品名やアーティスト名も自動で入力される。アプリはリッピング以外にも音楽プレーヤー機能なども備えており、BEAT BLASTER(倍音を利用した低音増強機能)など、パイオニアならではのこだわりの機能が使用できる。なお、パイオニア製ドライブを持っていなくてもアプリはAndroidスマホユーザーなら誰でも無料でダウンロード可能。音楽プレーヤーアプリとして自由に利用できる

PureReadのモード切り替えなど設定変更用のユーティリティソフトはWindowsに加えてMacでも利用できる。訂正不可能なエラーが発生した場合にあえて補間を行わず、リッピングを中断する「パーフェクトモード」を用意しているのはPureRead対応ドライブならではのこだわりで、このモードを選んでおけばディスクに記録されたデータを正確に読み出していることが保証される。

もしも同モードで読み取りができなかった場合は「マスターモード」に切り替えることで補間が行われ、読み込みが完了する場合があるので、音源データの取得を優先する場合はそちらを選べば良い。データの完全性は担保されないが、読み込めなくなったCDからなんとかデータを読み込みたい場合には頼りになる。この2つのモードに加えて、BDR-X12J-UHDではCDを再生しながらリアルタイムでPureReadを動作させるReal Time PureReadも利用できる。

MacBookProの横に並べたときに気付いたのだが、BDR-X12J-UHDはPC周辺機器にしては珍しく外見にも気を配っている。側面にスリット加工を施したり、簡易的なものだが制振用のゴムを同梱するなど、ちょっとした工夫を凝らしているのだ。

側面のスリットはデザイン面だけでなく剛性を高めることも狙ったもの。振動抑制で音質面に配慮している

インシュレーターとしての役割を果たすゴムチップが付属。底面または側面に貼って使用する

本体は横置きだけでなく縦置きにも対応し、その場合に左右どちら向きでも設置できる。細かいことだが、その利用スタイルに対応しているドライブは多くはない。

縦置きの際には左右どちらを下にしても設置可能。設置の自由度が高いのも特長のひとつ

■CDプレーヤーで安定再生できない古いディスクもリッピング成功

MacBookProとBDR-X12J-UHDを組み合わせたリッピング環境は非常に快適で、準備はアッという間に終わる。専用ユーティリティでPureReadをオンにし、「パーフェクトモード」を選んでおくだけだ。ドライブ側で最適な読み取りパラメーターを選択してくれるので、iTunesを用いたリッピングでもエラー訂正の動作に気遣うことなく、完全なデータの読み込みができる。

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